岡市 尚士
津波に流されて手元になかった2002年に俺らが参加したアルバム「DEEPER THAN ORANGE」がAmazonで売ってました!今回のためにわざわざ買ったのでMP3にファイル変換して公開します 〜ノーマディックレコーズと東日本大震災〜 「プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで/第96話」
新型コロナウイルス騒動により不要不急の外出ムードが、なお続く世相において「最も不要不急である」との呼び声も高い当シリーズ(これまでの連載一覧)
今、世の中はマスク着用の人々であふれていますが
当シリーズは「ベッカムヘアー」の若者であふれていた2002年/秋頃を突っ走ってるところです。
ベッカムヘアーこと″ソフトモヒカン″は日韓ワールドカップが残した大きな遺産でした。
このあたりの出来事として「小泉首相が、日本の首相として史上初めて北朝鮮を訪問」「北朝鮮に拉致された日本人5人が帰国」など外交関連が目立ちます。
日本歌謡曲界では、まだまだモーニング娘や松浦亜弥などハロプロ勢の元気があった印象ではありますが、年間売上ランキング市場的に解析すると浜崎あゆみがかなりの割合を占めていた模様です。
もうこの頃はライブハウスに入り浸っていて音楽番組を観ることもほとんど無くなっていたので、流行歌に疎くなっています。
マット界では業界大注目のボブ・サップがK-1初参戦を果たし、ピーターアーツに2度もKO勝ちしたことのある″喧嘩屋″シリル・アビディを
僅か1ラウンドでブッ飛ばした9月22日から、たった13日後の10月5日
今度は「K-1 WORLD GP 2002 開幕戦」に参戦し
過去3度もGPを制したアーネスト・ホースト相手に、まさかの1ラウンドTKO勝ちを収めてしまいました。
そんな2002年、秋
人生初のレコーディングを行いまして
自身の予想を上回るヘタさに愕然としました。
-目次-
- レコーディングは試合同様に自分の欠点が浮き彫りになるが、試合と違ってバンドの場合、誤魔化せる
- カンパネルラ
- 「DEEPER THAN ORANGE」と「DEEPER THAN BLUE」
- あくまでも仮の姿だと思っている「パン屋の仕事」が実は凄腕だったという悲しい誤算
- ノーマディックレコーズ代表/平山勉さんこと″ TWOさん″と俺と東日本大震災
- DEEPER THAN BLUEアナザーストーリー「はなかっぱ」
- 東日本大震災とDEEPER THAN ORANGE
- 高田延彦引退とBOSTON☆CLUB BANDの波乱
レコーディングは試合同様に自分の欠点が浮き彫りになるが、試合と違ってバンドの場合、誤魔化せる
ショ、ショボい・・!
初めて録ってみた自分のパートの音を聴いてみて、そう思っちゃったんですけど・・。
これ多分、俺だけじゃないですよね?!
初めてのレコーディングって、俺イケてる!って思う人より、予想を上回る自分のヘタさに愕然とする人の方が多いんじゃないかな
イメージしてた音と全然、違うから
「、、すいません!もう一回、録らせてください!」って
しかし、スポーツ選手が試合当日いきなり強くはならないので、相応の結果しか出ないのと同じで
楽器もレコーディング当日いきなり上手くはならないので、泣きの一回を録り直しても、結局どのテイクも似たような音にしかなりません。
ところがですね。
出来がそのまま結果にも影響しやすい試合と違って
バンドの場合、これに他のパートが被ると、あら不思議
粗が全然、目立たない!
長いあいだ「まあまあイケてる」と思い込んでた自分のプレイって
実は「バンドマジックによる誤魔化し」のおかげだったっていうのが、初めてのレコーディングで浮き彫りになったのがめちゃめちゃショックで(笑)
でもこれのおかげで、以降「気付き」(スポーツにも楽器にもありますよね?)に何度か巡り合えて、多少は上達はしたとは思うんですけど
それでも、それ以降、何回もレコーディングしましたが「俺最高!」って思いながら録り終えた事なんか、結局一度もありませんでしたね。
ただ「あきらめの良さ」だけは良くなって(笑)
何回録ったって同じだって思ってるから、1〜2テイクだけ録って「あ、それで良いです」って
試合同様、キャリアを重ねるうちジタバタしなくはなりましたけどね。
だからレコーディングキャリア初期である2002年/秋に参加した2枚
下北沢ガレージとノーマディックレコーズの共同企画「DEEPER THAN ORANGE」
先輩バンド/カンパネルラの渡辺さんが立ち上げたレーベルのコンピレーションアルバム「Now Songs Writer」
それぞれのレコーディングでエンジニア(録音する作業)を努めていただいた
ノーマディックレコーズ代表の平山勉さんことTWOさんと
カンパネルラの渡辺さん
この御二方には、ベースだけで10何テイクもやり直しを要求しちゃって
こんな(; ̄ェ ̄)表情にさせてしまいましたよね。
カンパネルラ
カンパネルラというバンドをご存知でしょうか。
90年代の末期〜2005年あたりに下北沢のライブハウスに足を運んでいた方であれば、その名前は聞いたことがあるんじゃないですかね。
俺が初めてカンパネルラと遭遇したのは前々回でも触れましたが。2002年3月ランクヘッドの初イベント「みかん祭り」を観にガレージに行った時でした。
入場曲「HOLD OUT」に乗り
ステージに登場するや、メンバーの一人が「プロレスLOVE」のポーズを取ったので
プロレス好きなのかな・・
と思った刹那・・!、、後方ドラムの人も前方に出てきて!
その二人はステージ両脇のスピーカーによじ登り!
客席を指差し、遠くを眺めるような仕草
そして、二人とも真っ白なTシャツを脱いで客席めがけて投げた・・!!
脱いだ下には
オレンジのパンツ!黄色のパンツ!
こ、これは、、武藤敬司/馳浩タッグのオマージュや・・
と思った俺の手元に、白いTシャツが舞い降りた・・!
そして演奏がはじまった瞬間、空気感が一変した。
ビートルズや!
・・下北沢のビートルズや、、!
しかも、ベース左利きだし!ややぽっちゃり目の女性だけど笑
そして、キャッチした真っ白いTシャツに視線を下ろすと「津崎」というプリントが、、、
・・これがカンパネルラとの出会いでした。
少しだけ誇大妄想が含まれてますけど(笑)
2005年に一度解散するんですけど、再結成してからは数年ペースでライブをやっています。
そんなカンパネルラなんですが、ネットで調べようとすると「水曜日のカンパネルラ」ばっかり上位に出てきやがるんですよ。厄介だわ(笑)
俺の中ではカンパネルラって言ったら「水曜日の〜」でもなく、宮沢賢治の童話の登場人物でもなく
津崎、渡辺、中根、榎本、&青木君とネロさんなんですよ。
そして、このご時世なのにネット上にカンパネルラの動画が全然出回ってなくて。たった一つしか見つけられないんですよ。しかもYouTubeじゃなく、ニコニコ動画っていう(笑)
一般公開されているPVなので勝手にリンク貼っちゃいますけど、間違いなく名曲なので良かったら聴いてみてください。
↓ここクリックで聴けます。
「DEEPER THAN ORANGE」と同時期の2002年/秋
そんな偉大なバンドが企画したコンピレーションアルバム「Now Song Writer」において、我々BOSTON☆CLUB BANDは
「イントロのベースが″ビートルズ/Lady Madonna″のベースパートをキーを変えて、そのまま弾いてるだけ」というのが世間で全くお馴染みになっていないことで、お馴染みのナンバー「人路」で参加させていただきまして
レコーディングでは前述のとおり泣きの一回を連発し
エンジニアを努めていただいたカンパネルラ渡辺さんを困らせてしまいました。
「DEEPER THAN ORANGE」と「DEEPER THAN BLUE」
エンジニアも務めていただいたノーマディックレコーズ代表/平山勉さんことTWOさんも、カンパネルラ渡辺さん同様に困らせながら
なんとか録り終えた「DEEPER THAN ORANGE」
俺ら、何とアルバムの一番最後の曲に選ばれました!
DEEPER THAN ORANGE
- 12月8日/リメイン・イン・ライト
- リトルハンセン/弾むオレンジ
- the Arrows/DEAR MORNING
- STAR PIECE/リトルターン
- fuzz-306/想ひ出
- カイミープランツ/REFRAIN
- BOSTON☆CLUB BAND/レディオスター
すでに面識のあったスネアー、bluevery、Alternative Medicineも、今回のプロジェクトに選ばれまして
彼らは、三ヶ月後に発売される「DEEPER THAN BLUE」の方に入る事に。
DEEPER THAN BLUE
- スネアー/スピーカー
- Alternative Medicine/unlimited possbility
- bluevery/Free As A Bird
- TRADE MARK/光線
- THE RIPCORD/Light
- UNDER THE COUNTER/LOSER
- Asimov/地下鉄
思ってみれば下北沢ガレージで初ライブを行ってから、一年ちょいが経過していました。
初ライブを頂点に急下落した動員も
TEAMウリさんモリさんが出現したあたりから盛り返し
連夜のチラシ配りで築き上げた人脈だったり、アルバム参加による″盛り上がってるように見える″ 勢いのようなものも手伝って
この頃の動員は毎回20人前後はあったんじゃないかなと思います。告知しただけで来てくれる存在が。
もう、友達にライブのたびに連絡する事もなくなっていましたし。
たった一年でここまで来れたのは我ながら大したもんだと思いますけど
たったひとつだけ、誤算だったのは
明日もライフのパン屋の仕事なんです。
あくまでも仮の姿だと思っている「パン屋の仕事」が実は凄腕だったという悲しい誤算
ライブの打ち上げでお馴染みの
下北沢の今はなき居酒屋「鯉のぼり」あたりで明け方まで飲んで
始発5時10分発の小田急線で登戸まで帰ってこようが
始まるんです。8時には
パン屋の仕事が。
岩手の実家にいる頃は「インディーズでもCDを出せるようになれば、そこそこ食っていけるようになる」って思ってたんだけど
それって、都合の良すぎる勝手な想像だったなって。今、身に染みて感じてるよ。
母さん
俺は今日もタイムカードに刻印したよ。
これから時間毎に発生する820円だけが今のところの食い扶持の全てだよ。
とりあえずパン屋の仕事は生地をつくるところから始まるよ。
生地は3種類。
食パン生地/フランスパン生地/調理パン生地
それぞれ決まった分量のパン粉、卵、水、バター、イーストもろもろを使うんだけど
フランスパンはパン粉、塩、水しか使ってないから一番カロリーが低いんだよ。
生地は器械が勝手につくってくれるから、俺らがやることは大きく分けて2つ
「形成」と「焼き」
俺はこの形成の方を、いつも任されているよ。
たまに焼きもやるけど、ここのメンバーで一番形成が上手いと言われている理由でいつも形成だよ。
パンの出来は形成で決まると言っても過言ではないよ。柔らかすぎても硬すぎてもダメ。あんまりコネ過ぎると生地がボロボロになる。
″半勃ち″ くらいの絶妙な具合を演出しなければならないんだけど、これって感覚的な事だからキャリアがあっても苦手な人はいつまでも苦手らしい。
・・思ってみればバンド同様
ここライフ宿河原店のパン屋で働くようになってから一年以上が経っておりました。
新しく入ってきたバイトの学生やオバさま方に仕事を教え、時にはたった一人でパン屋を回す事もありました。
そして、ここでしか使えない特技も身につけました。
パン生地って、フワフワ座布団5枚分くらいの相当のものから、野球の硬式ボールくらいの大きさに、すべて同じグラム数になるよう切り分けるんですけど
それをほぼ百発百中で、同じグラム数に切り分けることが出来るのは、このメンバーの中で俺だけでした。
どんなにスパスパスパスパ!って高速でやったとしても、どれもピッタリ同じ。パン形成の速さと上手さを競うコンテストとかあれば出たかったですね(笑)
でも、ある日。すごい事に気が付いたんですよ。
俺らの作ってるライフのパンって、よく売れるんですね。
その日も、形成しながらガラス越しに見える、どれを買おうか吟味してるお客さん達を眺めながら
まあ、よく売れるなぁ、なんて思っていたんですけど
え、ちょっと待って、、。
もしかして俺らがやってる音楽の値段つーか、価値っつーか
俺が今つくってる、このパン以下、、?!
横にいる″焼き担当″の中島に
「おい、どうした?!」って言われるまで、あまりにもショック過ぎてフリーズしてたんじゃないですかね。
え、まさか、だよね、、まさか、こんなパンに負けるわけなんかないよね、、?
って段々、自分のつくってるパンに腹立ってきて(笑)
そうだ!良いこと思いついた!DEEPER THAN ORANGEリリースしたら、ここのパンと抱き合わせで、店頭で売らせてもらおう!と(笑)
あなた達が毎日、おいしいって言いながら食べてるパンをつくってる俺が、そのパンの100倍以上は魂を込めたCDの方が絶対良いですよ!って
ノーマディックレコーズ代表/平山勉さんこと″ TWOさん″と俺と東日本大震災
俺らの処女作となった「DEEPER THAN 〜」シリーズは下北沢ガレージ発案のものではありましたが、その片翼であるノーマディックレコーズ抜きでは語れないでしょう。
ノーマディックレコーズとは。代表の平山勉さんこと ″ TWOさん″が実質ひとりで切り盛りしているインディーズレーベルです。
ちなみにロックバンドACIDMANは、この2002年/秋にメジャーデビューを果たしたんですけど、それまではノーマディックレコーズ所属のバンドでした。
TWOさんは俺らDEEPER THAN組にとって、少し歳の離れたイトコの兄ちゃんみたいな、そんな存在でした。
現場では時にシビアな意見もくれたりするんですけど、基本スタンスは陽気で、バカ話が大好きで、プロレスも大好きで、打ち上げも若いバンドマン達に混ざって明け方までゲラゲラ笑って飲んでいた姿が印象的でした。
色んな事を教えてくれましたよね。具体的に何を教わったのかは全く覚えてませんけど(笑)でも、楽しかったっていう記憶だけは、たくさん残してくれた存在です。
そんなTWOさんが、このDEEPER THANシリーズから約8年後の、、
2010年6月
三軒茶屋にあったノーマディックレコーズの事務所をたたんで″移転″というカタチで故郷に帰りました。
そしてなんと奇遇にも
俺も、TWOさんが帰郷したのと全く同じくらいの2010年8月
故郷・岩手県下閉伊郡山田町船越田の浜に帰ります。
もちろん申し合わせたわけではない。たまたま同じタイミングだっただけで、帰ってた事すら気にも留めてませんでした。
あ、TWOさん地元に戻ってたんですね!っていう事を、あらためて思い知らされたのは
皮肉にも東日本大震災でした。
TWOさんの故郷は福島県双葉郡富岡町
原発の町です。
ノーマディックレコーズは避難を余儀なくされ福島県いわき市に移転しましたが
震災から9年経った今
TWOさんはレーベルの運営はもちろん、家業、近郊のライブハウス界隈でのもろもろの活動を
地元・富岡町で一部避難指示が解除された地帯を行き来しながら、大忙しの毎日を送っている様子が毎度Facebookから伝わってきます。
ちょうどウチの嫁のお父さんの実家が、同じ福島県いわき市なので、いつか連れて行ってもらったらアポなしで訪ねてみようかななんて思ってます。
DEEPER THAN BLUEアナザーストーリー「はなかっぱ」
このDEEPER THANシリーズに選ばれたバンド達はその後、紆余曲折ありながら
今でも音楽やってる人、すっかりやらなくなった人、やってんだかやってないんだか分からない俺みたいなスタンスの人
みんな、それぞれの人生に進みましたね。
当事は、ライブハウスと打ち上げの居酒屋で起きている出来事だけが全てで、世間で何が起こっているなんて全然知らない。
そんな自分がまさか父親になって子供と一緒にNHK・Eテレを観るようになるなんて
これは、確か今から4〜5年前くらいでしょうか。まだ長男が2、3歳の頃
Eテレで人気のアニメ「はなかっぱ」を長男に付き合って観ていたら、オープニング曲のクレジットに目を奪われました。
「ぼくが咲かせる花」
歌:篠ヶ谷美穂
作詞:SHiNNOSUKE/小寺可南子
作曲:大隅知宇
、、大隅知宇?!
大隈くんや!!
「DEEPER THAN BLUE」に入っているバンドの一組/UNDER THE COUNTER(アンダーザカウンター)のベースです。
この人→
アンダーザカウンターはメジャーデビューを果たしたのち長く活動しておりましたが2013年に惜しまれながら解散。
大隈くんはバンド在籍中から他アーティストへの作曲提供もしていると聞いたことがあります。
でも、まさか子供が観てた「はなかっぱ」を通じて、作曲家としての大隈くんを拝聴することになろうとは(笑)
リンク貼っておきますので聴いてみてください。曲の奥側からアンダーザカウンターのテイストも感じさせるキャッチーな曲です。
「ぼくが咲かせる花」
歌:篠ヶ谷美穂
作詞:SHiNNOSUKE/小寺可南子
作曲:大隅知宇
東日本大震災とDEEPER THAN ORANGE
東日本大震災により、所有していた「DEEPER THAN ORANGE」も「Now Song Writer」も御多分にもれず。その他の私有物同様、津波で流されました。
そして今回の記事を作成するにあたり当時のメンバー/タカノリにDEEPER THAN ORANGEを持ってるか聞いたら、残念ながら持ってなかったので
半分あきらめつつAmazonで検索してみたら
あったんです!
すごい時代ですよ。18年前に自分らが参加した作品がネット上で売られているなんて。
「Now Song Writer」の方は残念ながら無かったものの「DEEPER THAN ORANGE」は結構な在庫がありましたね。「DEEPER THAN BLUE」の方もありました。
もちろん、わざわざ買いましたよ。川崎市幸区の業者がコレらの在庫を結構かかえてるっぽいです。
価格は、当時の4分の1の300円まで下がっていましたけど(笑)
今回パソコンに取り込んでMP3にファイル化しましたので、せっかくの機会なので自分らの曲だけでも公開しましょう!
↓こちらから聴けます。
・・悪くないよね?!
40歳手前の今の俺が聴いてみても、なかなか良い出来なんじゃないかと
当時、出来上がったばかりのコレを聴いてめちゃくちゃ機運が高まったのを思い出します。
これから表舞台に行くぞ!って時ですね。
そんな俺らとは正反対に、この頃
表舞台を退くという、ある人物のニュースが報じられました。
高田延彦です。
高田延彦引退とBOSTON☆CLUB BANDの波乱
「田村、今日お前良くここに上がってきたよ。イヤな役を引き受けてくれたよ。お前男だ。ありがとう!」
その言葉を残し
2002年11月24日、東京ドームで高田延彦は引退しました。
ヒクソン戦や、高田道場に体験に行った時の記事も書かせてもらいましたが、間違いなく一時代を築いた人物です。彼がいなければ「PRIDE」は存在しなかったんですから。
なお、この同大会では。時のPRIDEヘビー級王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラへの次期挑戦権を懸けて
前年ノゲイラと王座を争ったヒース・ヒーリングと、まだ″皇帝″と呼ばれる前のエメリヤーエンコ・ヒョードルが対戦し
1ラウンド終了後、ドクターストップにより、のちの皇帝が勝利を収めるという
新時代を予感させる歴史的な大会となりました。
そんな時代の移り変わりの余波は、
我々BOSTON☆CLUB BANDにも・・
入ったばかりのドラム/亮太が
辞めたいって言い出したのです。
え?!なんで!
早いよ、亮太!
まだ2話しか出てないよ!
つづく
次回「100日後にアレするアレ 〜 高山善廣をブッ飛ばしたボブサップを先頭として日に日に拡大する格闘技ブーム同様の我々BOSTON☆CLUB BANDのソレ 〜 」←読めます。
「夜回りファイター戸井田カツヤ」!是非チャンネル登録お願いいたします。
→https://m.youtube.com/channel/UCnkrJmcxccud18QhZ9kJIAw
渋谷宮益坂店土日朝7時からヨガクラス開催中!
→https://tkdj.net/news/archives/49695
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→https://tkdj.net/news/archives/42240?bnr=PRO
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→https://tkdj.net/news/archives/40206
格闘技ジム×英会話「トイカツ英会話」!
→https://tkdj.net/news/archives/28096
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この記事を書いた人
岡市 尚士
ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。
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同時に、日々お客さまに寄り添い、サービスを提供している従業員の尊厳と労働環境を守ることも重視しています。
このため、お客さまのご要望を実現するための手段として、常識の範囲を逸脱する言動・行為、社会通念上過剰な要求など、従業員に対するハラスメントに該当する行為と判断した場合は、サービスやカスタマーサポートの提供をお断りさせていただく場合がございます。
また、これらの行為が悪質と判断される場合には、警察・弁護士に相談のうえ、然るべき対応を取らせていただきます。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。