岡市 尚士

岡市 尚士

2020.06.10

まさか赤いパンツの頑固者に巡り合える人生になるとは、そんな夜明け前、、その他【2004年総評】もろもろ消化試合 「プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで/第114話」

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突如、超満員の会場に鳴り響いた

「UWFのテーマ」・・!

条件反射でアドレナリン爆発!!

「タッ、ムーラ!! タッ、ムーラ!!」

場内一斉に、割れんばかりの大合唱!!

・・そんな心情の

ここは登戸の大衆居酒屋

テーブルの向かいに座る、山田レスリングクラブ時代からの後輩/上野堅太郎から誘われた

田村潔司さんとの週一練習会」

心の「田村コール」が外に漏れないよう歓喜を押し殺しながら

「本当に、そこに俺が行っても良いの?!」

これを、さっきから堅太郎に10回以上は聞いているんですけど、そのたびに返ってくる堅太郎の「大丈夫っすよ」が

・・なんていうか軽く聞こえる(笑)

あのさ・・俺にとってそれがどれだけの事か、そんな分かってないでしょ(笑)?!

堅太郎は、父親が高校では部活の監督、地元ではチビッコ教室を主宰するほどのレスリング一家に生まれ育ったけど、そこまでのプロレス者ではない。

俺が小学生の頃に行われた、高田延彦vsゲーリーオブライト、山崎一夫vs北尾光司。岩手で深夜放送されたそれをビデオに録画して観たら

そのアンダーカードとして組まれた「田村潔司vsマシュー・サード・モハメッド」も一緒に放映されてて、この「赤いパンツの人カッコいいな・・」って

田の浜の実家で興奮した12歳のあの頃から動向を追ってきた歴史を知らないでしょ?!

・・堅太郎からしたら、すげーめんどくせープロレスオタクの先輩でしょうけど(笑)

でもね!

プロレス者ってこういうもんなんです!、、よね?!

だから、この登戸にU-FILE CAMPが設立されたのを知った当初こそ

カズ君と見学には行きましたけど、その敷居は何年も跨げないままだったし

ファミマで、たまに隣同士で立ち読みするほど近所に住んでいるのに

電信柱の影からコソコソ見るだけの

そういう存在だったから。俺にとっての登戸のスーパースター/田村潔司大先生って

だから小田急線から下北沢で「京王井の頭線」に乗り換えて、行くのが少し面倒な、明大前のアクシス柔術アカデミーに入会する意思はあっても(詳細は前回のこちらから)

自宅アパートから徒歩圏内のU-FILE CAMPに行こうなんていう選択肢は

最初から全く無かったんです。

しかし俺は考えました。

目の前にいる堅太郎が、U-FILE CAMPへの架け橋役になってくれるのって

実は今しかないよね?

なぜなら堅太郎は、年明け2005年3月には専修大学を卒業して、この登戸〜向ヶ丘遊園エリアを離れてしまう。

残り、たった4ヶ月くらい?!

じゃあ赤いパンツの頑固者に巡り合える人生になれるチャンスって、今しかねえだろ!

と思い立ったが吉日で、その場で柳沢に連絡しました。

「ごめん、俺やっぱりアクシス入会は取りやめるわ」

数年後、「頑固プロレス」という団体に音響スタッフとして関わったり

U-FILE CAMP主催の大会に、トイカツ道場の選手を何人か派遣したことがありましたが

この堅太郎との飲みが、そのすべての始まりです。

ただでさえ激動だった一年の締めくくりに、まさかこんな特大の花火玉みたいなものを差し出されるとは

そんな2004年もそろそろ終わろうとしていました。

マット界的には、昨年大晦日「地上波テレビ3局が格闘技」みたいな異常事態はまだまだ健在で

2004年大晦日はTBSとフジテレビの2局で格闘技中継

その目玉は、TBSでは魔裟斗vs山本KID徳郁の「試合終わったら渋谷に飲みに行こうよ」対決で

フジテレビでは、今夏ノーコンテストに終わったヒョードルvsノゲイラの再戦だったのではないでしょうか。

しかし俺的目玉は間違いなく、長南さんがのちのUFC ″絶対王者″アンデウソン・シウバに蟹挟みからのヒールホールドで逆転一本勝ちした試合

興奮状態で新年を迎えたのを覚えております。

そんな新年/2005年編のスタートは

次回、真っ赤なパンツの特大花火が打ち上げられるところから始めたいと思いますのでよろしくお願いします。

、、ということで

↓↓以下の文章に関しましては

「バンド視点での2004年総括」「ストーリーの流れ的にタイミングが合わず書き漏れていた当時のブログ」にツッコミをいれて

私の2004年を成仏させていただきます。

コーチガリーに興味のある方だけスクロールを続けてください(笑)

これまでお読みいただきましてありがとうございました。

【2004年総括】

なんでも酒やカクヤス」にバイトとして入りバイク事故、ライブ後にブルーハーツの河ちゃんに一声もらう、カクヤス経堂店に移籍、登戸の飲み屋で長南さんと知り合う、吉田道場のプロ練習に参加、大失恋、カクヤス経堂つぶれる→祖師谷大蔵店に移籍、そこの同僚の柳沢が通うアクシス柔術アカデミーの体験、堅太郎にU-FILE CAMPの練習会に誘われる

、、と24歳/年男/厄年らしくプライベートでは激動の一年でしたが

本分であるバンド/コーチガリー的には「ライブ三昧の日々」なのはいつもの事として、とにかくレコーディングばっかりやってましたね。

サネさんの持ってた録音機材とか、当時の下北沢ライブハウス界隈のバンドマン御用達だった「戸田さん」に録ってもらったり(戸田さんの本業は音楽機材製作や楽器修理で合ってるのかな?)

自主制作CDを何枚作ったのか全く覚えてないんですけど。2004年というのは、いっつもレコーディングやってたイメージです。「太鼓の達人」のリンダリンダもありましたし。

そんなお世話になった戸田さんのブログで、2004年のコーチガリーを評していただいている記事を発見しました。

リズム隊の二人(櫻井さんと俺)が戸田さんの2004年MVPらしいよ!

良かったね!櫻井さん(笑)!

そして初めてのライブツアーとワンマンライブがあったのも大きかったですね。

ツアーやワンマンって、この翌年から頻繁に行うので全部記憶がごっちゃになってるんですけど、やっぱり初めてのだけに関しては鮮明に覚えてるもんです。

岩手から出てきたばかりの頃、東京の言葉にすら感動した俺ですから

大阪行って、寄った立ち食いソバ屋で、初めて聞いた現地のオッサンの関西弁の衝撃たるや、、!

そしてインターネットの普及に伴い、2004年頃からの写真がネット上にたくさん落ちています。

写真家/中村美鶴さんに撮っていただいた素敵な写真達

2004年春頃のコーチガリー

左からケンゾウ/若い頃の志村けんを彷彿とさせる男サネさん/櫻井さん/俺

俺が着ているTシャツはアレクサンダー大塚のAC/DCモチーフの「AO/DC」Tシャツ

2004年秋頃のコーチガリー

坊主にして、フラれて。精神的にズタボロでアクシス柔術アカデミー入会を考えていた頃ですね。

個人の写真も見つけた!なんちゅう爽やかな一枚(笑)

着ているのが「ハッスル」の「ドゥ・ザ・ハッスル!!Tシャツ」なのが時代を証明している。

それでは最後に

書き漏れていた2004年のブログ達から厳選した、仲々骨がある奴等を紹介して終わりにしたいと思います。

「花むけの言葉」2004/3/18

色々ヤバそうなので伏字で(汗)誰のことなのか分かっても、胸に秘めておいてください。。

「赤信号」2004/3/28

このマインドで通報されそうになった事があるので、マジでお勧めしません(笑)

「引っ越すにあたり」2004/5/24

上京してから4年間住んだ″まあまあなクソ物件″こと「クライアント宿河原」から、とうとう引っ越しするんですけど

一度も鍵をかけなかったことや、心霊現象が起きてたっぽいことは今では笑えるにしても

国民健康保険料の徴収に来た区の職員さんを追い返したのは笑えないエピソードですね(汗)

「クライアントブルース」2004/6/6

クライアント宿河原の大家さんとずいぶん仲が良くなかったんだなというのが、よく伝わる文章ですけど、実名出したらダメだろ(笑)

「ロマンチックあげるよ」2004/6/17

これは今読み返しても非常に後悔が残る出来事ですよね。

しかし、何も行動を起こさなかったことのペナルティとして「ベースの全ての指板にポジションマークを書く」というのは、わかりづら過ぎるよ(笑)

「ボーズビーアンビシャス」

暑いのを理由に上半身裸になる。という気持ちは分からなくもないけど、裸で少年3人に話しかけんなよ(笑)

少年達からしたら、自宅の前に裸のオッサンが立ってて話しかけられたっていう、、通報案件として充分成立しますよ。

「スポーツの秋」2004/9/27

これ例の、アクシス柔術アカデミーに無料体験に行った時のやつですね。

全体的に色々思うところはありますけど「総合格闘技を本格的に始めました」だけが、どうしても引っかかる(笑)

脚色を通り越してウソになってるよ!

「ワンマンライブ」2004/11/20

他の記事だと色々はみ出してるくせに

せっかくの初ワンマンを伝える記事が

書き手のヤル気のなさが伝わってくる「書いても書かなくてもどっちでも良い、普通の文章」(笑)

今後、俺が書いた文章でこういうのを発見したら「ヤル気が無いんだな」と察してください(笑)

、、という事で

最後、消化試合も挟みましたが

以上を持ちまして2004年編を終わりにしようと思います。

引き続き、次回から始まる2005年編もどうぞよろしくお願いします。

つづく

次回「田村潔司先生と初めて出会った日 〜ついでに初心者チカラ抜けない問題も考えてみる〜」←読めます。

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この記事を書いた人

岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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