岡市 尚士

岡市 尚士

2021.11.06

大人の遠足「プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで/第171話」

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「まさか俺の人生に結婚式があるだなんて」

そんな書き出しから始めようと思ってる今回は決して「俺が結婚するなんて思ってなかった」とか「籍だけ入れて式は考えていなかったのだが成り行きでやる事になった」という類の話などではなく

突然「はい、今からあなたの結婚式を開催します」と宣告され、スタイリストさんのような方々に個室に連れていかれ、衣装に着替えさせられ

そのまま大会場の舞台に登壇させられたかと思うと、会場の向こう側のドアからは、まさかここに居るはずのない俺と縁のある人達がゾロゾロと入ってきて…

という、そんなキツネに包まれたかのような体験談である。

それは2014年7月5日

こんな話、全く聞いていなかった。

この日に向け、もう何ヶ月も前からソーケングループ有吉社長とカチヨウチ先輩の御二方とは散々ミーティングを重ねてきたはずだ。

そもそものはじまりは

わが山田町に定期的に訪れてくださっていた御二方のアイデアで、いつもは自分らだけで小規模でやってる復興支援活動のデラックス版みたいな感じで、参加者を募ってバスツアーみたいにすれば活動っていうより旅行になるし、岩手にお金を落として来れるし、地元の観光業も潤うし、めちゃくちゃ良いアイデアなんじゃないか!ということで

「大人の遠足 in 岩手県山田町」と称し

いつも都内の復興支援イベントでご一緒させてもらっているアーティストさんのファンの皆様、そして東京の柔術関係者が多数、参加してくれることになった。

というのが俺も作成に関与していたシナリオの概要

参加された柔術関係者の皆様

もちろん俺も帰省を兼ね

嫁子供と一緒に参加しますけど

あんな僻地にまで皆さま、いくら復興支援ツアーとはいえ今回はわざわざ申し訳ありません。

当日は一生懸命アテンドさせていただきます。

そんな気持ちでいっぱいだった。

はるばる東京から田の浜においでくださった皆さんに震災から三年のあいだで各所で散々語ってきて小慣れてきた津波トークを、実際に流された実家含め村全体を背景に、語り部モードを発揮している時の俺には

知る由もなかった。

「客人」は、むしろ俺の方だった。

初日のコースを消化した我々御一行は宿となる宮古市浄土ヶ浜パークホテルに到着。

すると突然、スタイリストさんのような方々が現れて嫁と俺はワケも分からず連れて行かれ

衣装合わせのようなものが速攻で終わった俺は一旦、控室から追い出されロビーへ出たのだが

まさかの光景に目を疑った。

ロビーのソファに座っているのは

高校レスリング部時代の面々!!

え?!なんで、ここに?!

このブログに頻繁に出ている横田毅をはじめ

高2の頃、長野オリンピックの聖火リレーをザ・グレート・サスケ先生と走った様子が週刊プロレスの表紙を共に飾った小林充(その回はこちらから)

10キロの減量地獄を分け合った豊間根健太(その回はこちらから)

我々の代では最強で国体グレコ準優勝に輝き、その後、自衛隊体育学校に進み、のちにU-FILE CAMPで短期間ながら練習を共にする事になる三浦英樹(その回はこちらから)

そして、俺とレスリング部引退を懸けて八百長試合を繰り広げた福士哲也(こちらから)だけは残念ながら来れなかったらしいのだが

かつての同胞達の突然の登場に、状況が飲み込めず

え!なんで!と挙動が忙しい俺に対し、同胞達は爆笑という構図が束の間つづいたのだが

しばしの唖然を経て、″ひとつの筋″が見えてきた。

この高校レスリング部時代の仲間達が集結するなんてハッキリ言ってとんでもない事である。ヘタしたら、誰かの葬式以外ではもう実現しないかもしれない。

そんな各地バラバラに散ってるはずの仲間達が浄土ヶ浜パークホテルに集まってきたのが、嘘みたいな偶然なんかではなく、前もって筋立てられていたシナリオに予め組み込まれていた演出だったのだとしたら

今から行われようとしてるコレっていうのは…

何ヶ月も前から「大人の遠足」話し合いを行っていたそのテーブルの下で、実は

有吉社長とヨウチ先輩が

俺にばれないように

こっそり進めていた

超大作ビッグプロジェクトの説が濃厚で…

蓋を開けてみると

マジの結婚式だった。

こんな事ってあるかい

会場のドアからは

親、妹家族以外にも

俺と縁のある人達が次々と現れ

おそらくヨウチ先輩-横田君ルートで手を回せる精一杯の範囲であろう懐かしい顔ぶれで式場は埋まった。

あれから7年…

贈り主である有吉社長とヨウチ先輩の御二方には

結婚式相当のお返しなど全く出来ていない。

ハッキリ言って一生かかっても返せないだろう。

そしてよく、もらった恩は他の人に回してやれ。恩てのは返すんじゃなくて回すもんだ、なんて言うけれどあの結婚式相当の恩回しなんて、多分一生かかっても出来ないだろう。

この前バスを降りる際、俺の前に並んでた小学生のPASMO残高が足りず現金の待ち合わせも無い!どうしよう、オロオロオロ…

そんな場面に遭遇し「いいよ、払ってやるよ」カッコつけて硬貨を入れてあげたが

せいぜい30円さ

有吉社長とヨウチ先輩のようには程遠い男はせいぜい30円レベルの恩を日々送り、ヒーロー気分になったり情けなくなったり、色々思い出したりしています。

そして「事実は小説より奇なり」とは言ったもんで

当初、筋立てられていたサプライズは結婚式のひとつだけだったのに

シナリオには存在しなかったサプライズが

書き加えられた。

このバスツアー出発の前夜

主催者であるカチヨウチ先輩

蜂窩織炎による高熱および重度の浮腫により

入院!!

ヨウチ先輩、ファンタスティック過ぎます!!

つづく

次回「柔術沼の狂った住人たちに愛を込めて」←読めます。

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この記事を書いた人

岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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