岡市 尚士

岡市 尚士

2019.02.15

プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで 第4話「ゴールデンタイムの全日本プロレス中継」

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皮肉にも親父の不注意のおかげで萌芽をもたらされ動き出した人生。(前記事)

 

当時家族7人暮らしだった俺の人格形成に最も影響を与えたのはやはり親父なんだろうけど。

でも親父以上に影響を受けたのはテレビだっただろう。

 

ここ田の浜の風土に馴染めず。外に極力出たくない俺にはテレビしか選択肢がない。でもそれで良かった。全然退屈しない。1日中でも観ていられる。親父はいつも夜遅くに帰ってくるからチャンネル権は実質俺にあった。

しかしチャンネル権を親父に返上しなければいけない番組がいくつかあって。

その中のひとつが

「全日本プロレス中継」

土曜19時(1985〜88年3月)に放送してた。

今にしてみたら贅沢な時代だった。俺が知ってる大人はみんな観てた。親戚みんなで集まった時この時間帯は必ずプロレスを観ながらビール飲んで刺身を食っていた。

 

親父の部屋に転がってた雑誌で見たロードウォリアーズはじめ外国人レスラーがとにかく恐ろしかった。ハンセン、ブッチャー、タイガージェットシンがいた頃。そして、それらに勇敢に立ち向かう日本人がいた。

 

「鶴田、長州、天龍」

その3人が初めて名前を覚えた日本人レスラーだった。

CMによく出てたジャイアント馬場を除いて。

 

しかしプロレス好きの大人が周りにいながらも新日本プロレスの存在は知らなかった。

なぜならこの頃岩手県はワールドプロレスリング(新日本プロレスを中継する番組名)を放送する朝日系列のテレビ局がまだなく。代わりにIBC岩手放送が深夜に放送していた。好き者じゃないと追わない時間帯。

なので親父の口からアントニオ猪木や藤波辰爾の名前を聞いたことはあったが新日本を知らない俺にとって彼らは伝説のファイターだった。

ちなみにこの頃の新日本は第一次UWFと業務提携してる頃。長州もそのうち復帰する。また海賊男の失敗、たけしプロレス軍団で暴動が起き。新日本は冬の時代とも呼ばれていた。

 

ここまで触れていながら

当時プロレスとは全然距離があった。

あくまでも大人が観るものと勝手に思い込んでた。

そのため親父が不在の時は全日本プロレスの裏番組「まんが日本昔ばなし」「クイズダービー」からの「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」(1986年〜1992年)というのが土曜日のコース。ジャンボ鶴田よりも志村けんだった。

 

そのうち全日本プロレスがゴールデンタイム枠から外された。(88年4月から日曜22時30分〜へ移動)

小2になってた俺はそれすら知らなかったが自然と親戚の間でもプロレスの話題を聞かなくなった。あんなにかぶりついて観てた親戚のオジ達がそれ以降もプロレスを観てる形跡はなかった。

 

近年「ライト層」という言葉を聞くようになったが当時のオジ達はプロレスについてはこれに当てはまるんだろうなと、この記事を書いてる今そう思ってる。逆にそれ以降もプロレスを追ってたウチの親父はどちらかといえばコア寄りなんだろう。

そんなコアもライトもみんなが一緒になってテーブルを囲んでプロレスを観てた。

いい時代だった。

 

数年後、プロレスにどっぷり浸かった俺は親戚が集まると録画しておいたワールドプロレスリングの最新回をみんなが酒飲んで刺身食ってるテーブルの前で流すようになった。そうするとオジさん達みんなかぶりつくように観るのであの頃に戻ったような気がして嬉しかった。

 

つづく

 

次回「ジャッキーチェン」

 

 

 

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岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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