岡市 尚士

岡市 尚士

2019.02.12

プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで 第3話「ロード・ウォリアーズ」

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私の故郷は岩手県下閉伊郡山田町船越といいまして。更にその中の「田の浜」という集落で生まれ育ちました。

2011年、東日本大震災に直撃され。今は更地になってしまいましたが俺はこの集落を心から愛してます。

でも子供の頃はこの風土が大嫌いでした。

近所はパンチパーマの荒くれ漁師ばっかりで。

言葉遣いもめちゃくちゃ乱暴だし。夜になると外から酔っ払って騒いでる声が聞こえてくるし。小さい子供からしたら猛獣が歩いてんのかなって感じです。

この集落のほとんどが漁師。もしくは漁業関係。いわゆる漁村。

ウチみたいな両親会社勤め。おじいちゃんおばあちゃんも同居で温々と育てられてる温室栽培タイプは田の浜においては少数。

家から出たくなかった。

昭和の保育園は風当たり強いし。

いつもすみっこで絵描いたりママゴトとかばっかりで走り回って遊ぶとか一切やらない。

 

そしてこの風土を象徴するエピソードとしてよく覚えてるのが「おかあさんといっしょ」ってありますよね。Eテレの(当時はNHK教育テレビ)

その人形劇。俺らの時は「にこにこぷん」でした。

 

にこにこぷん(1982年〜1992年)

(左から)ぽろり/ぴっころ/じゃじゃ丸

 

保育園でこの3人の中で誰が良いかって話になった時

じゃじゃ丸が圧倒的に人気で

俺はそれが全然理解できなかった。

普通の感覚なら断然ポロリでしょ。じゃじゃ丸ってなんか汚ねーし野蛮だし。それでも優しくて喧嘩弱そうなポロリより、じゃじゃ丸を選んでしまうっていうのが、ここ田の浜の風土なんでしょうね。

 

だから今度小学生になるウチの長男が結局幼稚園の3年間すげーイキイキ楽しそうに通って友達もたくさん出来たので感心しております。

パパはただ生きてただけの暗黒期だったからね。休日は家にこもってたし。

 

そんなある日

見ちゃいました。

 

ロード・ウォリアーズ

 

極悪という言葉では済まされない超弩級のルックス!

5歳にこれはだめでしょ!

 

週刊プロレス週刊ゴングどっちだったかは覚えてませんがプロレス好きの親父がテキトーにそこらへんに置いといたんでしょう。

怖いもの見たさで少しめくりました。

 

屈強な男達が閉じ込められた中で上半身裸で喧嘩をしてる様子が・・

しかも血出たりしてるし・・

こんな事が許されるの?!

近所の漁師とか、じゃじゃ丸みたいな保育園の皆とは野蛮さのとはレベルのケタが違いすぎる。田の浜なんて全然。世界はすげえ。

しかしどの写真も強烈すぎて子供が見てはいけないもののような気がしてきてそれ以上読むのをやめました。

 

これがプロレスとの出会いでした。原風景というやつですね。

なので昔のプロレス雑誌特有の独特のインクの匂いを嗅ぐとこの時にタイムスリップします。(昔は雑誌それぞれに匂いがあった。今の雑誌はほぼ無臭なので残念)

 

そしてもうひとつ

 

これとほぼ同時期に強烈な体験をしました。

 

この流れなら薄々お気づきの方もいらっしゃると思いますが

 

アダルトビデオを観てしまったんです。

5歳にして。

これまた親父が鑑賞したまま取り出し忘れたんでしょう(笑)

 

レンタルビデオ店が急増し一般家庭にもビデオデッキが普及し始めたのが1985年頃(昭和60年頃)以降だと言われています。その流れで我が家にも導入されました。

「東映まんがまつり」の「ゲゲゲの鬼太郎(この頃は第3シリーズ。主題歌は吉幾三)のビデオが大好きでいつも観てました。

 

なので簡単な基本操作▶️再生⏹停止⏏️取り出しぐらいは出来たと思います。

だからてっきり鬼太郎が入ってるかと▶️再生押したら・・・

 

裸の女の人が・・!

 

ロードウォリアーズ同様、いやそれ以上に子供が観てはいけないものだと瞬間的に感じたと同時にこうも思ったんです。

 

エロい・・!!

正確には5歳なのでエロいという言葉を知らない。

しかし今現在の俺がエロいと感じてる時のそれと、この5歳の時のそれは、同じ類のそれだったと思います。

 

ロードウォリアーズとアダルトビデオ

皮肉にも親父の管理能力の低さが起因となりもたらされた萌芽。

それまで暗黒と思ってた日常がこの衝撃体験によって何らかの「うねり」を加えられ少しずつ豊かな方向に進みはじたような気がしてなりません。

パパの皆さん!どうか履歴のチェックは忘れずに!

 

つづく

 

次回「ゴールデンタイムの全日本プロレス中継」

 

 

 

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岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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