岡市 尚士

岡市 尚士

2020.04.26

ミスターXとUインターの頭脳 「プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで/第101話」

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100話の金字塔を打ち立てたとかマジでどうでもいいくらい世間はそれどころじゃないですね。

前回ウチの向かいのサミットからコロナ感染者が出たことをお伝えしましたが、なんと従業員から5人も出ていたそうです・・

毎晩、元気なのも今夜が最後かな。なんて思いながら床に着いてますが、練習がなくて疲れていないためか、異常に早く目が覚める。

平熱だし。書きますか。

さて新たなるフェーズに突入した101話

Coachgarryに加入した俺は、バンド再生に向けて、サネさん達に色んな提案を次々と投げ始めました。

たしか一番最初に提案したのは

バンド名をカタカナのコーチガリーに変える事でした。

そしてバンドのロゴマークを作りましょうよ!と

イメージ戦略というやつですね。

この頃、下北沢ガレージ店長/出口さんの勧めでMBA(経営学修士)の本を読んでいたんですけど

今すぐバンドに取り入れることが出来そうだなと感じたのが、このイメージ戦略でした。

近年、ブラジリアン柔術の世界でもオシャレなイメージの道場が増えたり、女性やライト層を狙った広告展開がなされてるのを見かけたりしますが

俺は17年前の2003年にこれをバンドに持ち込みました。これがバンドとしてビジネス的な成功に繋がったかどうかはさておき(笑)

そんな新生コーチガリーが行った最初のミッション

ギタリスト探し

それまでの旧コーチガリーは3人組だったのでサネさんがボーカルとギタリストを兼任しておりましたが

音楽的な幅を広げたいとの目論みがあったのか、サネさんの方から「ギタリストを入れたい」と。

そこで、すでに解散してたバンドのギタリスト数名に声をかけたり

サネさんの地元の仲間「後ろ羽賀研二」の異名をとる浦林さんにスタジオに来てもらったりしてましたが

「後ろ姿だけ羽賀研二に似てて、顔は全く似てないんじゃなぁ・・」

という双方の意識のすれ違いがあったのかは分かりませんが、なかなか折り合いがつかなかったりと

ギタリスト探しは仲々難航していたんですけど

俺はある男に目をつけていました。

″元メンバー″となってしまったタカノリの

明治大学の同級生で

BOSTON☆CLUB BAND公式ホームページを作ってくれた管理人の「ケンちゃん」こと

田中賢三(タナカケンゾウ)

ケンちゃんは趣味でギターこそ弾いていましたが、高校の卒業記念に仲間内でコピーバンドを組んでライブをやった事がある程度で

バンドほぼ未経験。

そんなケンちゃんに白羽の矢を立てるっていうのは、カナヅチの友人のカラダに紐を縛りつけて大荒れの海に遠泳に連れて行くようなもんで

今だから言えますけど。最初はサネさんもこの人選には難色を示していて

まあギタリストじゃない人を採用しようっていうので当然っちゃ当然の反応ですよね。

しかし俺は、優秀な成績で大学を卒業した彼の努力家としての一面と

何より、その風貌ですよね。

普通の大学生なのに、このオーラたるや・・

BOSTON☆CLUB BAND時代のタカノリと俺に挟まれた普通の大学生時代のケンゾウ

すでにバンドをやっていた俺らの方が素人臭く見えますね(笑)

音楽的な才能はあとから何とでもなりそうなもんですけど

見た目の才能っていうのは例え不公平だと言われようが、こればっかりはどうしようもない。

もし、この風貌でギターをまともに弾けるようになればスターですよ。

そんな俺の目論みは当たりました。

実際、コーチガリーに加入したケンちゃんは超絶練習の虫で、音楽に対しても貪欲でした。

結果的にバンドメンバーの中で一番高い演奏レベルにまでいったんじゃないでしょうか。数年後、サポートギタリストとして色んなバンドに引っ張りダコになりますし。

まあ大学卒業して就職したばかりの彼を脱サラの崖から突き落としたっていう責任は全く取っていないんですけど・・(汗)

そして、そんなケンちゃん加入から新生コーチガリーとしての初ライブまでは

「ミスターX」みたいな感じで

誰がギタリストなのかは公表しない方が話題性もあって良いんじゃないかなと

ボストンの管理人さんということでライブハウスにもそれなりに来ていたケンちゃんが、まさかコーチガリーのギターだなんて誰も思うまい。

とかプロレス的な着想で

バンドに色んなアイデアを次々と投げ続けていたんですけど

ある日スタジオで、サネさんに言われた言葉で、初めて知ったんですよ。

俺はどうやら我が強い。こだわりの塊らしい。

ハッとさせられましたね!

というのも

この頃、PRIDEのリングに上がっていたプロレスラー。田村潔司大先生、桜庭和志さん、金原弘光さん、高山善廣さん、山本喧一さん

Uインター出身者がやたら多いな・・ってところから

捨てずにずーっと持ってた昔の週プロのUインター関連記事を、MBAの本と併読していたんですけど

現在のPRIDE戦士達の新人時代よりも

そんな団体を指揮していた「Uインターの頭脳」

宮戸優光さんってやべえな!って

子供の頃は嫌いでしたけど。いざバンドをやる身になってみると、世間から叩かれようが、どこまでも強気な、あの姿勢って大事だよなぁ

っていうか、叩かれるくらいに注目浴びなきゃダメだろくらいに、ブレーンとしての宮戸優光さんに影響を受けたりして

そして「BOSTON☆CLUB BANDを大きくした」という驕りも、正直かなりあって。

それで傲慢になっていたのも俺の声が大きかった要因のひとつだったとも思います。

でも思ってみれば組織って、意見を言う人や、声が大きい人がいる反面

「そうじゃない人達」もいてこそ成り立つんだよな、って

Uインターは宮戸優光と、神輿に乗ってる高田延彦、以下選手達の関係性があったこそ成り立っていたわけで

全員が宮戸優光だったら、そもそも組織としてうまく機能しませんからね。

でも、そんなこと。今まで考えた事なんか無かった。上京してからガムシャラに突っ走ってこれているのは、温かい周りがあってこそだったのかな

、、なんて、サネさんから言われた言葉を受けて妙に考えさせられましたね。

でも、こんな俺の、ああしたい、こうしたいを

時にはブーブー言いながらも結局は、ずっと受け入れ続けてくれたサネさんはじめコーチガリーには感謝ですよ。

そしてメンバーだったみんなに、これだけは言いたい。

仮にね、コロナウィルスで俺が死んでも

墓にクソぶっかけないでほしい

明日また生きるぞ!

つづく

次回「東京ドームで華々しくデビューした大型ルーキーがアレだったパターンを思わせる僕ら新生コーチガリーの初ライブ」←読めます。

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この記事を書いた人

岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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