岡市 尚士

岡市 尚士

2019.05.17

プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで 第30話「揺らぐ中二と苦悩のマスクマン11年目の勇気」

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一生揺らぐことなんてないと思ってたプロレスへの愛情が、、

1994年J-POPほか周辺の音楽のあまりの手数の多さにダメージが蓄積し、とうとうグラついた拍子に親父の部屋にあったエレキギターを手に取ってしまいました。

これは蝶野正洋が馳浩を血祭りにあげてヒールターンした時期と重なります。

しかしG1三度目の優勝後に確信犯的に計画された蝶野のヒールターンと違って。

俺のギター転向は中二病以外の何物でもありませんでした

ホントろくでもない。

持ってみたは良いけど、さてどうしよう。

いやビートルズ好きなんだからビートルズやれよ!って感じなんですけど。先天的な才能や教養がゼロに等しい14歳がただギター抱えたところで。

見知らぬ県の、山に囲まれた県道にいきなり車からポンと降ろされて。人誰一人として歩いてない、地図もない、もちろんスマホもない。

そんな状態で「ペンギン村まで来てね」って言われるのと同じくらいどうしたらいいか、わからないんですよ。

どっち?こっち?そっち?そもそもどっちが合ってるのか間違いなのかも、わからない。

もうわからない事がわからない。ひたすらウロウロウロウロ。

こんな感じなんですよね。「ただおぼろげにギターやってみたいだけ」の状態って。

そんな状態で耳コピ(音を聴いただけで再現する)とか絶対ムリだし。

バンドスコア(五線譜だけじゃなくTAB譜という。より解りやすい楽譜が各パートづつご丁寧に載っている)っていっても高価だし隣町の宮古市まで行かないと手に入らないし。

そして、この頃になると同級生の中からも結構ギター弾けるやつが現れはじめて。大体みんなX JAPANで。そんな時ちょうど仲間内で貸し回しされてたのが名にJAPANがつく前のXのライブビデオ「刺激!VISUAL SHOCK vol.2」

それが俺のところにも回ってきたんですけど。長年、屈強な男達がリングで闘ってるのを見て過ごしてきたせいか。

Xのライブ映像はFMWのストリートファイトマッチを観てる時と同じ気分になってしまって(笑)

血と汗の匂いとか。もうそういう破壊とかっていうのはプロレスだけで充分かなって。音楽にまでそういうのは求めたくない。

のちのちビジュアル系という言葉が浸透しますけど大きく分類して俺はこっち方面は向かないなって。

ギターに関しては、あんまり家にいない親父がたまたま帰ってきた時とりあえずはレギュラーチューニングの合わせ方と「ドレミファソラシド」だけ教えてもらったけど。それだけじゃ全然どこにも進めないというのも判明して、、

クラスメイトにはギター始めたって宣言してたけど、ただ抱えてるだけじゃん。

一歩も歩き出せてない時期のギターほど苦痛なものはありません。

つまんねーな。

これ、いつか弾けるようになんのかなって、やるせない思いで過ごしてたら。俺と同じように。いや、俺なんかより100倍は深刻でやるせない思いを抱えた人がテレビに映っていました。

その人はタッグリーグ戦の決勝戦という大事な場面にもかかわらず相方と仲間割れした挙句、長年かぶっていたマスクを自ら脱いで相方に叩きつけました。

「みなさん、こんなしょっぱい試合で、すいません。」

普通、決勝戦にこれをやる?!

最後の最後に全部持って行った。

結局、藤波の言う通りで平田さんだったワケなんですけど。そんなのどうでもいい。

彼もまた10年前スーパーストロングマシンという唯一無二のキャラクターを与えられていながら自分が思い描くポジションまでいけてはいなかったんじゃないでしょうか。かつて寝食を共にした同期は今や世界各地にネットワークを張る「RINGS」という組織の長になってる。

今回の「SGタッグリーグ′94」

優勝した武藤敬司・馳浩組と。

パートナーをつとめたヒールターン直後の蝶野は浮かばれませんが。

地団駄を踏み続けた末の11年目の行動に出たスーパーストロングマシンあらため平田淳嗣が文句なしのMVPだと思いました。

全然しょっぱくなんかない!

人生には騒動になると解ってても行動を起こさなければならない時だってある。

平田淳嗣しかり多くのプロレスラーが教えてくれた人生の教訓のひとつだと思います。

その勇気ある行動にしょっぱいものが込み上げてきた俺でしたが相変わらずギターをただ抱えてるだけでは何も変わりません。

しかし山は少し動きます。

ここでギターをあきらめる選択をしなかったのが良かったのか悪かったのかは今だに判りませんが人生は確実に狂います。

それはWOWOWで放送されたあるバンドのライブツアーの録画を、鹿野と同じ小学校だったヒロキにお願いされたことがキッカケでした。

つづく

次回「いかんともしがたい服部はケダモノでボイン」


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岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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