漆原季亮
前蹴りや膝蹴りが刺さるようになる練習
こんにちは。
漆原です。
今日は、前蹴りや膝蹴りが相手に刺さるようになる身体の使い方の練習について書いていきます。
前蹴りや膝蹴りでは(ミドルキックやローでも)腰の使い方が大切になってきます。
※腰の使い方→骨盤の操作と置き換えても良いかもしれません。
膝蹴りが上手く刺さらない理由で代表的なのが、膝の起動が上に行っているという事があります。
その理由として多いのが、骨盤を上手く動かせていないケースです。
膝蹴りを蹴る際、踵をお尻に近付けてしっかり畳んだら、膝が鋭角になります。
そのとがった先端を、骨盤の操作で相手に向かうようにして蹴れると、重さが乗ります。
※骨盤を動かさずに膝だけ頑張って上げようとすると、膝は上に向かって相手に刺さらなくなります。
その、骨盤を操作して相手に向かうようにするする、というのが中々難しく、どうしても軌道が上方向になってしまいがちです。
難しいので、ゆっくり身体の動かし方を確認したいのですが、キックは片足立ちになるので、余程バランス良く蹴れないと、ゆっくりの練習しにくいです。
そこで、壁(リングがある店舗はリングのロープ)をいます。
壁で身体を支えて良いので、膝を前に向けた姿勢から、腰を前に出して、出来るだけ遠くに膝が出るように身体を動かしてみて下さい。
この練習方法は、前蹴りにも応用が出来ます。
ゆっくりで良いので、膝を上げた姿勢から、
つま先が出来るだけ遠くに行くように、骨盤を操作していきます。出来るだけ遠くに行ったら、止まって、骨盤をどのように動かしているのか、確認してみて下さい。
慣れてきたら動きを速くして、更にスムーズに骨盤が動くようになったら、シャドーや、サンドバックで試してみます。
前蹴りも膝蹴りも、すぐに上手に蹴るのは難しいので、何度も練習していきましょう。
この骨盤の操作は、ミドルキックでも使っていく大切な身体の使い方です。
是非スムーズに動くようにしていきましょう!
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この記事を書いた人
漆原季亮
生年月日・・・1989/3/2 出身地・・・東京 格闘技の経歴、戦績、タイトル・・・ 少林寺拳法4年、キックボクシング5年。戦績 アマチュア:6戦5勝1敗 プロ:1戦1敗
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