岡市 尚士

岡市 尚士

2020.10.02

バンドでインポになってしまった俺の心よ!柔術で勃起しろ!〜さよならコーチガリー、さよなら2008年〜「プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで/第133話」

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激動だった2008年。それこそ明治維新みたいな

…はちょっと言い過ぎだとして、それにしても普通に暮らしてたら中々味わえない激動っぷりで

だって「フルチン全裸発狂ド変態バンドマン」から「総合格闘技道場のレスリングコーチ」に180度真逆のキャラ変更は江戸幕府側、新政府側、そのどちらの観点から考えてみても、やっぱりおかしいですよ笑(その詳細は前回こちらから)

そんな左右の振れ幅が両極端すぎるにもほどがあった2008年の最後に

その振れ幅の「真ん中」に居座っていた自身のバンドコーチガリーからの脱退が決まりました。

昨年2007年、二枚目のアルバム「あいたい気持ち」の全国リリース前に「萎えた気持ち」は

結局、元に戻りませんでした。

インポです。精神的な。

一種の病なんだと思います。

《全4項目》

◼︎2008年のコーチガリー《1/4》

当時のコーチガリーというのはバンドとしての状況は悪くない。

いや、むしろ良い状況でして

五度目のワンマンライブも満員御礼

出たくても簡単には出られない大阪のライブイベント「ミナミホイール」にも三度目の出演

…なんですけど、やっぱりインポだと、どうにもならないんですよね。

浜田省吾「MONEY」の歌詞で「最高の女とベッドでドンペリニヨン」ってありますけど、じゃあ仮にそれでインポだったらどうすんだって話で

やっぱ物事って「勃って」ナンボだと思うんです。

精神的にね。

だから、コーチガリーが思うように売れない腹いせで結成した「わっかめん」のライブで、フルチン全裸でステージで狂っていたっていうのは一種のバイアグラみたいなもので

それがなくなった後っていうのは、やっぱ残念ながら勃起することはなかったですし。精神的にね。

どんな音楽を聴いても1ミリも感動できない。

スタジオ練習に自分のベース担いで行くのが苦痛で、だからいつもレンタルのベース借りて

一刻も早く、音楽に関わる一切合切から離れたい!

そんなどうしようもない状態でしたから

そして昨年バンドを辞めたいと申し出てから事務所に設けられた「一年の残留期間」も満たしたし

お客さんにバレないって約束で始めた、わっかめんもひっそりと終焉したし

関係者やお客さんに対してコーチガリーを脱退したいそんな素振り、一切バレてないよ!

だから、もう充分だろ!と

ワンマン後の打ち上げで話し合い

翌2009年3月に脱退ライブをやる運びとなったわけであります。

そんな精神的インポだった俺ですけど

格闘家/北岡悟さん試合で魔法をかけられ(こちら)そして辿り着いた代々木上原のブラジリアン柔術道場「チームホージャマシャード」(こちら

そこの先輩達を見てると

それまでフニャフニャだった俺の股間が

少し″ムズムズ″してくるんですよ。

精神的にね。

◼︎チームホージャマシャードの先輩達を見てるとインポが治りそうな気がした。精神的にね。《2/4》

世の中の音楽はおろか、かつての自分が影響を受けたビートルズ、ユニコーン、ブルーハーツ、ハイスタ、ブランキーですら全く反応する事のなかった精神的なイチモツが

チームホージャマシャードの先輩達を見てると何だか股間がムズムズしてきて

もしかして、いつかまた勃起できる日が訪れるんじゃないかな?!って

精神的にね。

それに当時から頻繁に試合に出ていた先輩達みんな、ガンガン勃起してましたし

精神的にね。

中でも三沢光晴が憑依したかのようなムーブを試合で見せる黒田先輩なんか超ビンビンでしたよね。

その黒田道鷹先輩の他、石田浩先輩、向後正彦先輩の三人は、この当時から2020年コロナ禍のその直前までずーっと試合に出続けているので

その凄まじい勃起力たるや!長さ、太さ、硬さ、艶、スタミナ、どれをとっても一級品のイチモツだと思います。

精神的にね。

そして俺もそんな先輩達みたいに柔術の試合に出たらこの精神的インポは治るのか?!との期待を込め

チームホージャマシャードにとって2008年最後の試合「DUMAU JAPAN CUP」が行われた埼玉県/上尾市まで応援に行った帰り際

試合を終えた先輩達とタクシーだかバスを待ってる時翌2009年の一発目の試合である横浜文化体育館開催の「ボーダレスカップ」の話になって

「それ俺も出ます!」と出場を宣言したんですよね。

柔術歴まだ四ヶ月ですけど、俺も早く勃起したいので

精神的にね。

◼︎トイカツ道場でタダで練習させてもらえるようになり湧いてきた「俺は乞◯同然だ」という自虐は魔法の言葉になった《3/4》

それまでのチームホージャマシャードの練習日である火木土の週3日に加え

フルチン全裸男の経歴を隠蔽し、コーチとして潜入に成功したトイカツ道場において

弱いくせにホージャ以外の週4日、タダで練習させてもらえるようになったので「俺は乞◯同然だ」という自虐の気持ちが心から湧くようになったんですけど

この自虐は、かえって功を奏し

俺にとって魔法の言葉になりました。

どんだけボコボコにされようが上手くいかなかろうが「俺は乞◯同然だ」と唱えるだけで全ての負の感情を殺すことが出来て、恵んでくださいましてありがとうございますと周りへ感謝することが出来る(笑)

結果、予定さえ合えば練習優先マンに自分でも気付かないうちに変貌を遂げており

各ライブハウス年末恒例イベントに出演したあとも、そのままベース担いで練習直行したり

大晦日はリバーサルへ出稽古、正月はトイカツ道場と

柔術デビュー戦のボーダレスカップへ向けて、狂ったように練習した年末年始となりました。

自我を殺し、周りへの感謝を忘れず

ツラい初心者の時期を乗り切れたのは

間違いなく乞◯魂のおかげです。

忘れちゃいけねえ乞◯魂

◼︎勃起してる人々。精神的にね《4/4》

そして余談ですが

トイカツ道場には当時から「打撃クラスにしか出ない人達」が一定多数、存在しており

同じ道場なのに練習で交わることはないんだろうなぁと思ってたその人達が

俺ら寝技組のグラップリングスパーリングの終わり際道場に現れるんですけど

まるで「寝技なんか気持ち悪ぃ、一生やらねぇ…」とでも言いたげな

その打撃クラス集団の中において一際

我々をまるでウンコでも見るような目つきで見ていた男の名前を冠した「ヨウチ柔術」という単語が

まさかこれからずーっと何年も先に誕生するなんて、人生わからないもんですね。打撃の人だったのに

そんな、俺をウンコでも見るような目つきで見ていたカチヨウチ先輩

当時からすんげー勃起していましたね。精神的にね。

そしてこの2008年末、チームホージャマシャードに、黒田先輩の英会話仲間が入会してきたんですが

彼の勃起力は相当らしい

精神的に、っていうよりどちらかというと肉体的に…

…との噂が絶えなかった板谷博之君なんですけど

2020年現在、激強の茶帯なので。やはり長さ、太さ、硬さ、艶、スタミナどれをとっても一級品のイチモツだったのだと思います。

精神的にね。

つづく

次回「柔術デビュー戦!ボーダレスカップ・映像あり 〜2009年は柔術で勃起できんのか?!〜」←読めます。

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この記事を書いた人

岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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