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2018.01.11

100キロの豚肉から130キロのハムができる!?

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こんにちは、そねえりかです。

本日は、最近読んで衝撃だった本『食品の裏側』著書:安部司の本の紹介をしたいと思います。

 

日本の食べ物は添加物だらけ

キックボクシングや格闘技をしている方で、

インストラクターも含め、食事に気を使っている方が多いのではないでしょうか?

 

・野菜不足だから、いつもの食事にプラスしてコンビニでサラダを買ったよ

・今日の朝は自炊して目玉焼き、明太子、納豆、ご飯、お味噌汁を作って健康的な朝ごはんにしたよ

 

コンビニのサラダには、長持ちをさせる為に「殺菌剤」(次亜鉛素酸ソーダ)の入ったプールに

カットされた野菜を次々投げ込んで消毒しています。しかも一度ではなく濃度を変えて数回プールに入れます。

メーカーによっては食べたときのシャキシャキ感を出すためにさらに「pH調整剤」のプールにつけていたります。

また朝ごはんに食べていた明太子は添加物を最も多く使ってできています。

納豆についているタレにも、お味噌汁の味噌にも添加物が入れられています。

 

添加物は食べたら何がいけないのか?

添加物は厚生労働省がひとつひとつ毒性のテストをして、

一定の基準を満たしたもののみが認可されています。

なので普通に食生活を送っている限り、添加物を摂取しても問題はない、

というのが国の考え方のようです。

しかしそれは単品使用の場合においてのテストであって、

複数の添加物をいっぺんに摂取したらどうなるのかという実験は十分になされていないのです。

となると、先ほど例にあげた明太子には10種類以上の添加物が利用されていますし、

梅干しやたくあん、その他の多くの食品に複数の添加物が使われています。

ぞっとしますよね・・・。

 

100キロの豚肉から130キロのハムができる!?

 

増えた30キロ分は何なのか?

答えは「水」です。

しかし水をそのまま入れ込んだのでは肉がグチャグチャになってしまいどうしようもないので、

加熱すると固まる「ゼリー」を使用するそうです。

それ専用につくられた肉用ゼリー液を豚肉のかたまりに注射器で打ち込むとのことです。

100本ぐらいの注射器で肉のかたまりにいっせいにゼリーを注入するのです・・・

「一度見たら忘れられない、それはそれはすごい光景です。」

と著者は言っています・・・

製造メーカーの利益の為に、こういうことを行っているのです。

 

 

みんな大好きミートボールは牛の骨から削り取る「端肉」という肉とも言えない部分から作られているそうです。

端肉はドロドロで水っぽく、味もないとても食べられるシロモノではないものから

添加物を利用して、食べれる形にして、添加物を利用して味をつけているそうです。

 

他の食品にも注意

驚いたのは日本酒。

添加物のおかげで、1本の純米酒から10本の酒ができるそう。

しょうゆだって「しょうゆ風調味料」という名で安く販売されています。

みりんにも「みりん風調味料」があります。

他にも酢や砂糖や塩にまでもニセモノがはびこっているとのことです。

食材は出来るだけ無添加の物を選んでも、調味料に添加物がたっぷり含まれていたら意味がないですよね…

 

消費者は被害者か?

だからといって「添加物が悪か」というとそうではない、

私たちは多かれ少なかれ、添加物の恩恵を受けていますと作者は言っています。

添加物を使ってコストを下げれば製造メーカーの利益は上がります。

それを売るスーパーも「恩恵」を受けていて、添加物を使用している安価な食品を仕入れることができるからこそ、目玉商品としての特売が打て、売上が伸びる。

消費者だって、それは同じ。

見た目が綺麗でおいしくて、便利な物が安く買える。

しかも一度買ったものは、なかなか腐らない。

本来なら2時間かけてつくる食事を5分で済ませることができる。

 

問題なのは、食品添加物にまつわる現状を消費者はまったく知らない点だということ。

添加物がどの食品にどれくらい使われているのか、その実態は消費者は知りようがない。

つまり「情報公開」が全くされていない、そこが問題だと言っています。

「ラベルに表示されているではないか」と言う人がいるかもしれませんが、

ラベルだけでは読み取れない「裏側」がたくさんあるそうです。

だからこそ、食品添加物をはじめとする「食についての情報公開」が必要で

情報さえオープンにされていれば、何を選ぶかは消費者の自由となるが、現状ではそれができないと作者はこの本で訴えかけています。

 

実生活において

この本を読んでから、今よく利用している食材や調味料にも添加物が含まれているのか裏側のラベルを見ていったところ、

ほっとんどの物に添加物が含まれていて驚愕でした…

一番ショックだったのが、私は九州の醤油が好きで、わざわざ高いお金を出して取り寄せていたのですが、添加物が入っていたことです( ;∀;)

添加物ゼロはこの国にいる以上、できないことなので、

なるべく少ない添加物で済むように心がけていきたいと思います。

この本、他にもたくさんの食品添加物の裏側の話しがあり、為になることばかりです。

興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

 

 

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