こんにちは。トイカツ道場にて主に大宮東口、西川口、赤羽で勤務している清水です。
さて、皆さんが格闘技の練習で繰り出すのが難しい技の一つとしてハイキックがあると思いますが、ハイキックを出すにあたって大切なことは何か、と考える時に多くの方がまず「柔軟性…?」という思考に至るかと思います。
柔軟性も大事ですし、それ以外にも軸足の回し方や腕の振り、足を高く持ち上げられるだけの筋力、そして蹴りはどの技も必ず片足立ちになるのでバランス感覚も大事になってきます。
今回はその大事なことの一つである柔軟性に注目し、僕が空手の練習をする際にやっている股関節周りの柔軟運動のやり方について少し語りたいと思います。
まず準備運動の一つとして伸脚をやる時、あまり姿勢などは考えず何となくやってる方が多いと思いますが、この伸脚一つにも柔軟性を養う要素があります。
それは膝を外側に向け股関節周りを広げながら行うこと。
開脚運動ほどの効果はないものの、何も考えずにやるよりは筋肉のほぐれ方に差が出てきます。
そして開脚運動。意識してほしいのはなるべく足元が柔らかい場所でやること。フローリングの床などは出来るだけ避けてマットを敷いたり布団の上でやったりするのがオススメです。トイカツ道場のマットスペースぐらいの柔らかさでも大丈夫です。
そしていざ身体を倒す時ですがここで気を付けてほしいのは頭から倒しにいかないこと。頭からではなくお腹を床に付ける気持ちで呼吸をしながらゆっくり倒していきましょう。
他には足を縦に広げていく前後開脚。前に出した足の太ももの裏側を伸ばしていきます。
腰を浮かせた状態での開脚。腰を付いた状態の開脚よりも更に股関節周りに負荷が掛かり、効きます。
軽く説明しましたが柔軟運動には他にもいろいろ種類があり、いずれの運動をするにしても柔らかい床でやることや呼吸を止めないことが大事になってきます。そして可能であればお風呂上りなど身体が温まってる時にやるとより効果が出ます。
ただ、筋トレと同じですぐには効果が出ない上に一度柔らかさを手に入れてもずっと続けていかないとまた固くなってしまうので根気強く続けていくことを意識してください。継続は力なり!
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この記事を書いた人
清水仁
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