岡市 尚士

岡市 尚士

2020.11.09

ネイキッドマン柔術からの刺客 〜2009年春、ついに柔術でイッてしまった俺の柔術楽しい日記〜 「プロレス好きのバンドマンが柔術黒帯になるまで/第137話」

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この数日、文章作成が全く手につかなかった。

俺の人生の分かれ道″TJテスト″にその名前が出てきたジョー・バイデン氏出馬の大統領選挙の行方が気になっていたというのもある。

しかしそれだけではない。もう、お終いだ。

こんなクソブログを、大長編になるまで続けて来れたのにはひとつの理由がある。

「日々、苦汁をなめている人々と共鳴したい」

これが原動力のひとつになっていたおかげで、何とか136話まで進んでこれた。

柔術編以降でいうと

道場に入門したはいいけどサッパリ理解不能な人々

先輩達が楽しそうにしているこのブラジリアン柔術がまるで砂嵐のような風景にしか見えない人々

あるいはフィジカル先輩にいつもやられて道場に行くのがイヤになってる人々

そんな、日本全国各地のどこの道場にも居るであろう「その向こう側」にまだ行けてない人々

余計なお世話ながら、そういった人々が「向こう側」に行けるまでの心の味方になれれば良いなと思ってた

しかし俺は、、

前記事「ジョー・バイデンと僕の11年闘争 〜まさか自分にブラジリアン柔術の才能があったなんて〜」において、ついに柔術で勃起してイッてしまった(精神的にね)

すなわち「向こう側」に足を踏み入れてしまった。

それは言い換えると「リア充」に変貌したのと、ほぼ同義語である。

そんな俺が書く文章なんか

「柔術を楽しいと感じてる人による普通の柔術楽しい日記」じゃないか

SNSのタイムラインに辟易するほど溢れてるリア充な柔術家達のソレを更に長文化したようなリア充ブログなんか誰が読みたいんだ?!

人生うまくいってないからこそ、第三者の目から見て物語は面白いんでしょ!

でも残念ながらこれからはそうなります。

一番毛嫌いしていた「柔術楽しい日記」の仲間入りをしてしまうのか…

その現実に打ちひしがれ、文章が全然まとまんねえ

しかし、俺は早く行かなければならない!

もうどにでもなれ!ヤケクソだ!文章が全然まとまんねえけど、もう関係ねえ!

昨年の代々木フォレスト忘年会で「2020年の目標は、クソブログをとっとと終わらせて、まだ読んだことのないスラムダンクを読むことです」って宣言していましたから

早く書かなければならない!なりふりなんか構っていられるもんか!

煉獄さん!早くスラムダンクが読みたいです!

ていうか2020年、あと二ヶ月きってるぞ

このペースだと今年中に終わんねえだろ

あと、今

え、まじで一回もスラムダンク読んだこと無いの?!って思いました?

それスラハラですよ!

《全6項目》

◼︎柔術はイキたてホヤホヤが一番楽しい《1/6》

あの頃が一番楽しかった。

前記事にてお伝えしたパラエストラ川崎/北出先生の助言により、クローズドガードを基盤としたファイトスタイルが出来つつあり

クローズド・ガード

幼馴染のエイちゃんと俺の実家でプロレスごっこをし実際に技がセオリーどおりに決まった、あの頃が一番楽しかった。

もちろん今でも柔術や寝技は楽しんですけど、なんていうか

これは成人男性なら分かると思うんですけど、人生で初めてイッた後の時期が一番楽しくなかったですか?(肉体的にね)

もちろん今でも楽しいんですけどね

中1の頃の一日最高8回とか今じゃ絶対ムリですよ。

そんな感じですよ。

あの頃が一番楽しかった(柔術的にね)

◼︎プロレス者が柔術にハマるとプロレスが二倍以上楽しくなる《2/6》

おまけに、それまでのプロレス好きもシンクロして

かつて柔道の全日本指定強化選手だった武藤敬司が、そういえば新日本プロレスに入門したての頃から道場のスパーリングではかなり強かったという逸話を思い出して

…ということは

グレートムタvs木戸修の、あの試合って

寝技が強い者による試合だったのか!!

とか、バスケ出身で格闘技経験のない天山広吉選手の耳が激しく湧いているので

新日本の道場では通説どおり寝技をガッツリやってるんだろうな

とか、そういう目線でもプロレス界を見るようになりより一層プロレスが楽しくなりました。

そして音響スタッフとして関わっていた頑固プロレスでも音響ブースから眺める試合が、それまで以上に、俄然コクを増して見えましたし

ホントに起きてから寝るまで、柔術や寝技のことしか考えられなくなって

でも仕事に支障はきたしましたよね。

◼︎柔術は大のオトナが仕事が手につかなくなるほどの中毒性がある《3/6》

まあ仕事っつってもコールセンターでして、俺なんざパソコン備えデスクが200台以上ズラーっと並んでる広大なフロアの中の一つのコマにしかすぎませんから

たかだか俺のクオリティーが落ちようが迷惑する人間なんかこの世に一人もいないので良いんですけど

SVには、すげー言われましたよね。

成績が急激に落ちたので

…というのも、それまで俺は

40人前後いるウチの部署の中で「月間成績トップ3」に必ず名前が出るほどの存在だったんですよ(効率・品質・勤怠の総合で成績が決まる)

それが急にワースト10圏内くらいに落ちたもんだからそりゃ言われますよね。急にどうしたんだ?!って

でも俺的にはお客さんにはそれまで通りの真摯な応対をしてるから問題ないでしょ?むしろ逆に、なまりが抜けていないこの俺が、何年間も上位に君臨していた事が奇跡だと思わんかね?!と

では何で成績が落ちたのかというと

電話応対後、メモを取ってるフリして「練習ノート」を書くようになったんですよ。

ぼちぼち俺も柔術メモを残そうかなと

入門したてで柔術が砂嵐にしか見えていなかった頃はただでさえ混乱してんのに、さらに情報を詰め込もうとしたら柔術離れに拍車がかかるかと思って、あえてメモは取らないようにしてたんですけど

でも柔術の輪郭がそれなりに見えてきて「向こう側」に来れた身としてはそろそろ柔術離れを心配する必要もなさそうだし

それに道場に払ってるお金以上にクラスで習う内容は今の俺にとっては全てが「金言」ですから。忘れたらメチャクチャ勿体ないような気がして

で、メモ取るようになったんですけど。

早々に問題点を発見しました。

◼︎メモやノートの取り方を工夫するかどうかで数年後の柔術に差が出るんじゃないか?と考えた《4/6》

あくまでもこれは俺の場合なんですけど、クラス中にメモ取るじゃないですか。

で、その翌日になるとその内容を結構忘れてて

とったメモを見ると思い出すんですけど

ある日、気付いたんですよ。

↑のループを毎日繰り返しいてるだけで。全然、頭に入っていないことに

そりゃ見れば思い出すけど…っていう

もしかしたら、ここ大事な局面かもなと思いました。ここを工夫するかどうかで数年後の柔術に差が出るんじゃないか?と考えました。

そこで編み出したのが

「翌日にノートを書く」という方法

クラス中はメモを取らず翌日のコールセンター勤務中に頑張って思い出すんです。

クラスで習った内容、身体の使い方、スパーリングは誰々と何本やったか、どの場面で悔しかったか、腹が立ったのか、あの時にああしていれば良かったのか?もしくは、こうしてれば良かったのか?今夜の練習でこのパターンはかかるか?etc…

…というのがコールセンターでの成績が急激に落ちた理由であると同時に柔術的には飛躍的に上達した理由のひとつなのかもしれません。

この「翌日にノートを書く」という方法

是非、お試しください、なんて言いません。

給料泥棒になる可能性があります!

そんな社会的にクズの俺は、こんな感じで毎日柔術を吸収していき

そして、この頃は練習もほぼ毎日やるようになり

  • 月/トイカツ道場(自分のクラス)
  • 火/チームホージャマシャード
  • 水/トイカツ道場
  • 木/チームホージャマシャード
  • 金/トイカツ道場
  • 土/チームホージャマシャード
  • 日/休み(元気があればトイカツ道場)

こんなに練習していると上述のクローズドガードからのファイトスタイルにも色々発見が見えてくるもので

パラエストラ川崎代表/北出先生にまず″本命″として教わった「コムロック」と「突っ込み絞め」

↑この″本命技″以上に

その″カウンター″である三角絞めの方がやたら決まるようになってきたんですね。

◼︎俺はどうやら三角絞めが得意らしい《5/6》

この3年後に生まれることになる長男の名前の一文字に「三」の文字を使うほど三角絞めに魅了されることになってしまう萌芽のはじまりです。

スパーリングでは三角絞めのカタチにやたら入るので相手に抵抗されてからの、ありとあらゆるパターンはこの短期間で熟成されたんじゃないかなと思います。

もちろん三角絞めの名手の先輩・酒井さん/ホージャマシャード入門当時連れて行ってもらった変態パーティー「デパートメントH」で刺し師をしていたアサミさん/北岡さんのセコンドでお馴染み鈴木さん

この御三方のアドバイスありきなんですけど、一日のスパーリング中、だいたい10回前後は三角絞めを決めるシチュエーションと遭遇しますので

たとえば毎日スパーリングをしたとしたら週で70回、月間で約280回は三角絞めの攻防のシチュエーションをしてる計算になりますので、自分で言いますけど、そりゃあ上手くもなりますよ。

他のことは一切やらない。

毎日クローズドガード/コムロック/突っ込み絞め/三角絞めそれだけをひたすらやる。

もちろんチームホージャマシャードの先輩達とやるとクローズドガードを上手く割られたり、そもそもクローズドガードにすら入れなかったりもしますけど

そういう問題点は後回し。

とにかく今は得意なことだけを伸ばす方針で

そのうちにトイカツ道場では「三角絞めが上手い人」みたいなキャラになってきまして

そんな俺の情報を知ってか、知らずか、同じトイカツ道場系列の「ネイキッドマン柔術」から

刺客が現れました。

◼︎ネイキッドマン柔術からの刺客《6/6》

2020年現在、40店舗以上の大所帯となったトイカツ系列グループですが

2009年当時はトイカツ道場(中野)/西日暮里ストライキング/ネイキッドマン柔術(野方のち高田馬場)の三店舗だけで

その三本柱がそれぞれ総合/打撃/寝技ともいうべき性質を持っていたよう思うんですけど

ある月曜日、指導のためいつものように中野トイカツ道場に行きましたら、みんながザワザワしてまして

今日の岡市レスリングクラスからの寝技スパーリングに「ネイキッドマン柔術」から″二人の刺客″が出稽古に来るらしいぞ!と

当時のトイカツ系列三店舗の中では、寝技専門とでもいうべき「ネイキッドマン柔術」

代表はあのアブダビコンバットに日本代表として何度も出場している徹肌ィ郎先生

今でこそ40店舗以上に増え、コンビニ感覚のライトなネットワークになった印象さえあるトイカツ系列グループなんですけど

この三店舗しか無かった時代というのは、かつて存在したプロレス団体/SWSが採用してた「部屋別制度」さながらの多少の緊張感があり、いくら経営者が同じといえども「またぐなよ」というオーラを放っている選手は少なからず居たんじゃないでしょうか。

そうして自分のクラスに現れた二人のネイキッドマン柔術からの刺客

一人は柔道上がりの爽やかな印象の好青年。もう一人は80キロ近くありそうなオジサン。

柔道上がり好青年は結構イケイケスタイルで、彼とのスパーリングは非常にスウィングするものだったんですけど

もう一人の80キロ近くあるオジサンとのスパーリングはクローズドガードに入れたはいいものの120%全力ディフェンスの前に、全く攻防を生み出せず塩漬けにされたまま終わったのが結構ショックで・・

あの、クローズドガードって、こちらのアクションに対して相手側のリアクションがあるからこそ、初めて攻防が生まれるわけなんですけど

脇をガチガチに閉じられて120%防御に振り切られると何も攻防が生まれなかったりするんですね。

だから、ひたすら塩漬け戦法のこのオジサン相手に「俺は″ウス″と闘ってんのか?!」と錯覚してしまったんですけど

そんな俺の目からはウスに見えてしまった80キロ近くあるオジサンこそ

のちに2017年度JBJJFアダルト黒帯ランキング3位/2018年度JBJJFマスター3~5黒帯ランキング1位/2019年IBJJFアジア選手権 黒帯マスター3ライトフェザー級 優勝という輝かしい戦績をおさめる事になるMr.ディープハーフこと つしましんご選手なので人間どこでどうなるか分からないものです。

ちなみに、つしまさんと一緒に来た有賀くん(代々木フォレストの有賀さんではない)現在は立派な社会人として格闘技を続けています。

そんな「ネイキッドマン柔術」との初遭遇だったわけなんですけど

それからしばらくのあいだ、この二人はおろか、他のネイキッドマン柔術陣営との絡みは、ほとんど無く。たしか向後さんと一回だけ出稽古に行った程度で

俺はこの約一年後、地元・岩手県山田町に帰ってしまいます。

でもまさかこの数年後、ネイキッドマン柔術の残党を引き継ぐカタチで道場名を改めた高田馬場道場の人間に俺自身がなる未来が待ってるだなんて

そしてスパーで塩漬けにされた80キロのウスおじさんとは、数年後に沖縄で行われた彼の結婚式において「アナと雪の女王」エルサのコスプレで「Let It Go 〜ありのままで〜」を全コーラス振り付けしながら歌ってほしいという新郎新婦側からのリクエストで余興をする未来が待ってるだなんて

そして我々二人とも黒帯になる未来が待ってるだなんて全く思ってもみませんでした。

しかし何度でも言うようですが

ホントにあの頃が一番楽しかった。

白帯の最後の方で、青帯が近づいてる、

あの頃が一番楽しかった。

出来れば、いつまでもこの楽しさのままいたかった。

しかし俺は行かなければならない。

ヤケクソのまとまりがねえ文章になってしまったけど

そんなの関係ねえ!なりふりなんか構っていられるもんか!

俺はそろそろ青帯になる。

前回記事で柔術でイッたばかりなのにもう青帯だ。

自分で言っちゃいますけど。実際、勃起してから上達するスピードはメチャクチャ加速しました。

そして、そこから青帯になるまで早かった。

…ということで、次回は青帯に昇格しますが、ここで新たな問題が浮上した。

俺の昇格のタイミングと、TJ先生の誕生会がたまたま重なった関係上、柔術界ではよく見られる「帯叩き」という儀式の代わりに

バースデーケーキに見立てた俺のカラダの一部に立てたロウソクをTJ先生に消してもらうという珍しい儀式を行ったのだが

あれをLet It Go ありのままで文章化してしまうと社会通念上、著しく地獄絵図になってしまうためどのように描写しようか頭を悩ませている。

…ということで今回から、SNSのタイムライン上には辟易するほど溢れているリア充柔術家によるツイートをさらに長文化した「リア充柔術家による柔術楽しい日記」に生まれ変わったこのクソブログを次回からもよろしくお願いします。

煉獄さん!早くスラムダンクが読みたいです!

つづく

次回「青帯昇格とTJ先生誕生祭」(仮)

これまでの連載一覧はこちらから

動画受け手/ヨウチ先輩、畠山さん

動画撮影/fumiko sumi、石井大規

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この記事を書いた人

岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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