1991年、小五の夏休み

初めて観たワールドプロレスリングでの「武藤、蝶野vs馳、健介」戦で、俺のハートのド真ん中を見事に射抜いた社長・坂口征二/現場監督・長州体制の新日本プロレス(前記事参照

翌週は「ムタ、TNT vs馳、健介」

メンバー的には先週から蝶野→TNTに交代して武藤がペイントしただけなのに、まぶしさから一転してこんな凄惨な試合になるとは(笑)

その翌週、「長州、馳、健介vsタイガージェットシン、キムドク、栗栖正伸」

今週は健介が大流血過ぎて退場のアクシデント!急遽代打で反選手会同盟(平成維震軍)を結成する一年前の越中詩郎が健介の代わりにリングに!

セコンドのジャージを脱いだだけのスパッツ姿だったけど、あのお馴染みの胸アツファイトに「このオッサンかっけー!」と

その翌週から始まったのが

伝説の第一回G1クライマックス

長州力まさかの全敗から

優勝決定戦「武藤vs蝶野」でのムーンサルトプレスに、蝶野の膝がグサリ!武藤くの字!から

最後の座布団の舞!蝶野の鼻に紙テープ!まで

余すところなく伝説の第一回G1を堪能しました。

こんな特上フルコースをお膳立てされたら誰も坂口・長州体制とテレビ朝日には勝てません。

夏休みは少年少女を人間として大きく成長させてくれますが、この1991年・小五は間違いなく六年間の中で一番、魂が大きくなった夏休みだったでしょう。

とにかく気持ちだけは大きくなった。気持ちだけね(笑)でもそれって案外、重要だったなのかなと

そして新学期、早々

夏休みに宿ったこの闘魂を発揮する「舞台」が目の前に訪れます。

「秋の陸上競技大会」に向けて五、六年の代表選手達が放課後、練習するんですけど

その中の、六年の先輩が「走り高跳び」の厚手のマットでバク転をやったんです!

まあフォームは崩れていて、お腹から着地してたんですけど

それってほぼムーンサルトプレスなんですね!

そのバク転を決めた先輩の周りは野次馬と大歓声で!

すると次々と俺も!俺も!と志願者達が宙を舞っては「ひとりバックドロップ」で後頭部からマットに沈んでいきます。

そんなチャレンジャー達を尻目に、俺も志願者の列に並ばせてもらいましたが

密かに勝算がありました。

実はマット運動が出来るようになっていたどころか、むしろ才能が開花しかけていました。

入会して5ヶ月。レスリングの方はまだまだこれからですが自宅での猛特訓が功を奏したのかハンドスプリング程度ならアスファルトの上でも余裕でやりますし

ブリッジも立った状態からゆっくり頭をつけて鼻まで地面につく事も出来ます。

これにジャンプを加えたらムーンサルトプレスになるなあ、なんて思惟していたんですが

それにトライするチャンスがこんな時期尚早に巡ってくるなんて!

しかもこんな大勢のギャラリーの前で!

言うなればこれは、夏休みに「新日本プロレス」という闘いのワンダーランドに武者修行に行ってた俺の

「凱旋試合」みたいなもんだよ!!

数秒後、「持ってるヤツ」の人生をスタートさせる!

二学期、時は来た!

…瞬間、

武藤敬司の入場曲「HOLD OUT」が鳴り響いた!

…ような野次馬からの大歓声!!が船越小学校の校庭に響き渡り、両国国技館に座布団が舞っているかのようなエクスタシーを感じてしまった俺は

生まれて初めて天狗になりました。

その勢いのまま「秋の陸上競技大会」の60mハードル走でまさかの2位に入賞しちゃって(町内の小学校9校が集結するので、そこそこ大規模)

「やっぱり俺、持ってるわ!」となりましたが

その鼻は青森県の強敵に無惨にへし折られました。

レスリング初試合で、現実を突きつけられます。

つづく

次回「初試合

※俺は体操指導者でも何でもないので迂闊な事は言えませんがバク転の第一歩は勇気と思いっきりの良さだと考えるのはこの時の体験が教えてくれたことです。

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この記事を書いた人

岡市 尚士

岡市 尚士

ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。

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