塚原健二

塚原健二

2019.02.13

女子キックボクサー

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シュートボクシングのシリーズ開幕戦

「SHOOT BOXING 2019 act.1」

NJKFミネルヴァピン級王者のMARI選手のセコンドに行ってきました。

MARI選手は岡山県の田舎にある小さなジムの数少ないプロ選手の一人です。

 

MARI選手がまだ子供だった頃、私がボクシングの指導をさせて頂いた事があり、この度セコンドをお願いされる経緯になりました。

 

MARI選手の得意とするのは右ストレートです。

ノーステップノーモーションで放たれる右ストレートは出せば当たります。

今回も右ストレートが当たる距離で闘いたい所です。

 

対するはSB日本ミニフライ級1位で前J-GIRLS同級王座のMISAKI選手です。

MISAKI選手は猪突猛進娘の異名を持ち、前進してとにかくパンチを放つブルファイタータイプの選手です。

 

くっついてからの投げ技、絞め技、関節技まで連動させる技術はSBならではの技術ですが、これがとても厄介な選手です。

 

1R  開始早々前進するMISAKI選手と距離を取りたいMARI選手、しかし、MISAKIの突進力は想像以上。

猛攻を捌ききれずMARI選手はコーナーを背にして連打を浴びてしまいます。

 

2R 離れたら直ぐにくっ付いてくるMISAKI選手に対して、前蹴りやミドル、右ストレートを合わせていくMARI選手、途中良い角度で右ストレートや左フックが入ったのですがいずれも単発。

MISAKI選手の突進力の前にコンビネーションまで繋げられません。

 

3R ここを取らないと勝てないMARI選手、気持ちを前面に出して打ち合います。

対するMSAKI選手の頑張りも凄まじく、最後まで前進をやめません。

 

試合は終始頭がぶつかり合う程の激しい打ち合いの末…..

 

3人のジャッジ共に30-29で惜しくもMARI選手は判定負けでした。

 

ひょっとしたら延長も有るかと思いましたが甘かったです。

 

両選手の闘いぶりに会場で観られた方もアメーバTVで観られた方も手に汗握る事だったと思います。

 

MARI選手は何度も勝ち負けを繰り返し、努力を重ね這い上がってきた選手です。

 

田舎のジムでスパーリングパートナーにも事欠きながらここまで頑張ってきました。

 

今回は残念でしたが、今後もMARI選手の活躍に期待したいと思います。

 

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この記事を書いた人

塚原健二

塚原健二

基本的にはジャブを主体にした足を使うボクシング指導が得意です。 ボクシングの楽しさを皆さまに伝えられる様なレッスンを心掛けてます。よろしくお願いします。

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