児玉晃一

児玉晃一

2017.11.20

格闘家にとって状況判断ミスは命取り!!

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日曜はとても寒かった。

 

そんな中、自転車で道場へと向かう途中、おじいさんが自転車に乗っていました。

 

そのおじいさんは山へ芝刈りに…

 

ではなく、自転車に乗ってはいたものの、ほとんどスピードは出てなく、歩くスピードとほとんど同じくらい。

 

 

周りにはカップルらしき人と、他に2人くらいいました。

 

そのおじいさんの近くを通り過ぎたあと、おじいさんが気になったので振り返ったらよろけて転んだではないですか(*別にぶつかったわけではない。距離もあった)

 

「あっ!!」

 

っとその場にいた誰しもが思ったはず。

 

その場の一番近くにいたカップルも他の人も見てはいるものの誰も助けない。

 

 

 

 

一番遠くにいたもののとっさに自転車を降り、そのおじいさんに駆け寄り、

「大丈夫ですか?!」

と声をかけるもなかなか起き上がれない様子。

 

 

 

 

 

 

 

そのおじいさんが乗っていた自転車を起こし、スタンドを立て、散らばった荷物をカゴにいれる。

 

しかし、おじいさんは立ち上がれない。

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫ですか?!」

と、もう一度声をかけると、

おじいさんは、

「足が悪くてなかなか立ち上がれないんじゃ…」

 

「怪我はないですか?」

と声をかけると、

「ありがとう。おかげで助かりました」

と感謝の言葉をいただきました。

 

 

別に感謝の言葉をもらいたいわけでも、お礼されたいわけでもなく、とっさに出た行動でした。

 

 

頭を打ってもいないし、どこか怪我した様子ではなかったから良かったものの、近くにいた人達は見てるだけで、助けもせず、ただ通り過ぎるだけ。

 

 

 

 

 

その時思ったのは、東京の人達は困ってる人を助けもしないのか?!冬の風より冷たかのぉ〜と。

 

そんな人だけじゃないと信じたいけど。

 

 

とっさに出た行動だけど、それが悪いとは思わない。

 

周りにいた人を攻めるわけでもない。

 

しかし誰かがやるだろう、ではもう遅い。

 

 

 

 

道中、ふと、みつを先生の言葉が頭をよぎりました。

 

 

そのときどう動く?!

 

 

 

 

 

 

格闘家たるもの、状況判断ミスは命取り。

 

常住坐臥、そのときどう動く?!

 

 

 

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この記事を書いた人

児玉晃一

児玉晃一

小学生の頃は合唱部、中学生の頃は陸上部、高校生の頃は演劇部と、とても地味な存在でした。 体育の通信簿は常に3。 特になにか優れていたわけではなかったと思います。 夢中になれる物もたいしてありませんでした。 それが大学4年生の時、柔術、修斗との出会いで人生が変わりました。 こんなに本気で夢中になれるものはありませんでした。 一緒にトレーニングしてくれる人と格闘技に感謝の気持ちを込めて指導させていただいております!! 楽しみながら一緒に格闘技をやりましょう♫

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