漆原季亮
ストレートの際の、後ろ足の役割
今回のブログも、これまでに引き続きストレートを打つ際の身体の使い方を説明します。
これまで自分が投稿したストレートに関するブログで、パンチは投球動作に似ており、うねりを用いた連動や、なるべくモーションを悟らせない打ち方があるという話。次に、骨格からとらえたストレートを打つ際の軸を置く位置を説明しました。
今回と次回のブログを合わせ、パンチを打つ際の、前足と後ろ足のそれぞれの役割について説明します。
左右の足の使い方を大雑把に説明すると、後ろ足は床を蹴り慣性を作る。
前足は固定しブレーキの役割。という感じです。
これは今までのブログでもなんとなく触れてきました。
今回はその内の一つ、『床の蹴り』をもう少し細かく見ていきます。
それでは先ず、蹴り足となる『後ろ足のつま先の向き』に注目していきます。
構えた状態では、個人差はあれ、だいたい後ろ足のつま先の向きは45°位外に向いているのが基本です。ストレートにまだ慣れていない人は、つま先を構えた際の向きのまま残し、つま先が外側に向いたままパンチを打ちがちになる傾向があります。その状態だと、股関節の内側の筋肉が邪魔をして骨盤の回転がうまく起こりません。
なので、つま先を床の蹴り出しと同時に股関節の内旋(内側に捻る関節運動)で相手方向(内側)に向けてあげることが大切です。股関節を内旋させることで、骨盤の回旋がスムーズに行うことが出来ます。
続いて、『後ろ足の膝関節、股関節の使い方』に注目します。
先程のつま先の向き(股関節の内旋)だけでは、まだ床の蹴りを最大限に活かせません。
骨盤の回旋、前方への力を発生させる為には、膝関節を進展、股関節を(やや)伸展させる必要があります。
下図、左が膝の屈曲、伸展。右が股関節の屈曲、伸展。
簡単に言ってしまえば、後ろ足は曲げようとせず、逆にピーンと伸びるよう意識するということです。(実際にピーンとなってなくても大丈夫)
この床の蹴り込みによる反作用で、大腿骨の骨頭部が前に移動して骨盤を押し出し、回旋を通した前への推進力を生み出します。
この股関節の内旋、伸展、膝の伸展を意識すれば、前への推進力を最大限に発揮させた強いエネルギーを生み出せるでしょう。しかし、せっかく強いエネルギーを生み出しても、それをコントロール出来ず、方向がずれたり、上半身に伝達出来なければ強いパンチにはなりません。
次回は後ろ足で発生した力を上半身に伝える、というより、むしろ増強させるための前足の使い方を投稿しようと思います!
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この記事を書いた人
漆原季亮
生年月日・・・1989/3/2 出身地・・・東京 格闘技の経歴、戦績、タイトル・・・ 少林寺拳法4年、キックボクシング5年。戦績 アマチュア:6戦5勝1敗 プロ:1戦1敗
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