佐々木 康博
なぜ一流のボクシング世界チャンピオンは強いのか?
おはようございます。
ファイティングラボ仙台で代表をさせて頂いております佐々木です。
4月9日に放送された村田VSゴロフキン、
世界統一ミドル級タイトルマッチ!
日本歴代興行収入ナンバーワン!
その名になにそぐわない素晴らしい試合でした。
技術、タフネス、スタミナ、ハート、心から熱くなれると試合でした。
負けた村田選手もとても素晴らしく、敗者なき戦いだったとおもいました。
なせ、あんなに強いのか?
なぜ、あんなに上手いのか?
なぜ、あんなに耐えれるのか?
毎日の練習?
正直毎日練習するのはプロとしてあたりまえです。
練習だけではないとおもいます。
どんなスポーツ、格闘技、結果を出せば出す程、【背負ってる物】が大きくなってきます。
ボクシングというスポーツはアマチュア、プロどちらとも国際競技で世界的に統一されついて動くお金の金額の桁が違います。
スポンサー、後援会、己れの勝敗、内容により支えてくれている人達の生活に関わってきます。
もしかしたら中には己れの勝敗により、応援してくれる人の人生、生、死、に関わることもあります。
一見華やかな世界で闘い、好きなことを職業にして幸せに生きているように見えますが、ものすごい重圧、プレッシャーの中で闘っています。
今は、コロナ禍でも試合は多くなりましたが、約1年前までは限られた選ばれた選手しかできませんでした。
試合を実現させるために裏方ではたいへん苦労したと思います。
ボクシングで世界チャンピオンになると言うこと、強くなると言うことは【背負うものがおおきくなる】ということなのです。
想像を絶する覚悟をしています。
【腹のくくり方が違います。】
己れの為だけではなく、大きな物を背負って闘う場所に自分を持っていき闘う覚悟があるか!
まさに聖地の場所に彼らは立っています。
これからも観戦する時には心から敬意をはらいます。
この記事を書いた人
佐々木 康博
1983年、青森県大間町出身、浜育ち。 16歳からボクシングを始め、19歳でプロデビュー。 打たれても打ち返す、元A級のじょっぱりボクサー! 現役時はインファイター、引退してからは安全面を考え、アウトボクシングを心掛けている。 独特な方言を交えながら、その人に合ったボクシングを指導します!
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