岡市 尚士
「練習行きたくても行けない・・・。」を考える
我々はジムに通う以前に人生を送っており。また生きていると色々あるわけで「練習行きたくても行けない・・」っていうのはよくある話です。
まあ今の俺が若干そうなんですけど(笑)
実は昨年11月末、次男が生まれまして。もちろん嬉しい悲鳴なんですがその反面かなり慌ただしく。出生から現在まで練習頻度が少し下がりました。ブログも1月は更新する気が起きませんでしたし。そんなサボり明けの今回はサボりについて書いてみようかと(笑)サボりっていうか諸事情もろもろで練習行きたくても行けない事についてですね。
まあ今の自分は練習頻度が少し下がった程度で一般社会人としては全然やってる方だとは思うんですけど。それでも普段は年に1、2回くらいは怪我をして多少のブランクを作る傾向にあります。
そんな怪我によるブランクだったり、諸事情もろもろで仲々行けてないな〜って時、どんどん弱くなってるような気がして焦りますよね。怪我の場合、回復を待たずに練習するとかえって酷くなって余計長引いたりしますし。そんな時「常に過去最高の状態でいたい」っていう想いってモチベーションというより、もはや強迫観念。怪我の悪化の原因になったりと。単なるストレスでしかなりません。
そんな腐りかけてる時、尊敬する先輩から教えてもらったこんな言葉で気持ちが楽になりました。
「マッスルメモリー」ってご存知ですか?
人間はブランクがあっても脳や筋肉はかつての状態を記憶しており、訓練によって元の状態まですぐに取り戻せる。という概念。
単純な話です。練習が出来そうな時期が訪れたらまたやればいい!
ただそれだけの単純な話にハートを撃ち抜かれました。
さっきの強迫観念なんかよりも我々がこの現代を生きていく上では素晴らしい考え方だと思います。やっぱりどうにもならない時ってどうにもならないですから。
俺は震災を体験した事もあり「今を生きる」って言葉がとても好きだったんですがマッスルメモリー説を聞いてからは「今に見てろ」もリストに加わりました(笑)その時が来るまで虎視眈々とギラギラするんです。今に見てろです。
それでも不安なようならつべこべ言わず黙ってスクワット。これで問題解決。今日も次男を抱っこしながらスロースクワットと低速四股あわせて100回×(グズる度に)セットで寝かしつけバッチリ。
この記事を書いた人
岡市 尚士
ブラジリアン柔術黒帯。第17回茶帯全日本ブラジリアン選手権大会優勝。茶帯全日本マスターズ選手権優勝、茶帯全日本ライトフェザー級2位、JBJJF全日本マスターズ選手権マスター1紫帯ライトフェザー級優勝、全日本コンバットレスリング選手権大会/58キロ級3位、レスリング岩手県高総体/52キロ級準優勝、レスリング岩手県民体/56キロ級準優勝、レスリングジュニアオリンピックカップ/48キロ級3位と多彩な実績を持つ。
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