昇侍
世界最強、絶対王者と呼ばれた男が涙を流す時 前編
みなさんおはようございます。
ファイトフィット渋谷横浜代表の昇侍(ショウジ)です。
7月27日にカナダで行われた
UFC大会でフェザー級(65.8キロ)
元世界王者 ジョゼアルド
の試合を観て感じた事を書きたいと思います。
まずジョゼ・アルド(ブラジル) とは、
現在31歳の総合格闘家であり、アメリカの総合格闘技団体UFCでその圧倒的な強さで10年間無敗を誇り、絶対王者として君臨し続けていた選手です。
強烈なパンチ、キック、膝蹴り等の打撃を武器に相手を圧倒します。
中でもローキックの威力と膝蹴りの精度は圧巻です。
日本人では唯一対戦経験のある僕も、アルドのローキックをもらった時は、あまりの蹴り強さに脚が吹っ飛んだと思ったくらいでした。
間違いなく世界一のローキックです。
当時のK-1ミドル級の選手も含めて考えても絶対にアルドのローキックの方が強いです。
対戦直後から僕はそう周りに言い続けていましたが当時はあまり誰も信じてもらえず(笑)
後にUFCタイトルマッチでアルドと対戦したケニーフロリアンが試合後、
「アルドのローキックは人生で受けた蹴りで一番痛かった」
とコメントしていて
「ほら見ろ!俺もだよ俺もだよ!」
と思ったのを今でもよく覚えいます。笑
その後も名だたる強敵を圧倒し続け、
連勝街道を突き進むジョゼアルドでしたが、
2015年12月12日 UFC194で、フェザー級タイトルマッチであのコナーマクレガーと対戦。
結果は………まさかの13秒KO負け。
10年間負け知らずの18連勝、
UFC世界フェザー級タイトルを7回も防衛し続けた、
誰もが認める世界最高峰の絶対王者が
わずか13秒でマットに沈みました。
このジョゼアルドの敗戦は、
総合格闘技軽量級界の歴史が動いた瞬間と言っても
過言ではないくらいのショッキングな出来事でした。
その後、ジョゼアルドはフランクエドガーとの対戦で判定勝利するも、続くマックスホロウェイ戦でKO負け。。
半年後に組まれたリベンジ戦でもKO負け。 。
慢性的に脚を怪我しているようで、あの強烈なローキックも出せなくなり、
鬼神の如くの絶対的な強さは感じられず、
もはや引退したほうがよいのでは?
と囁かれている状態であった中であったジョゼアルド。
しかし本人はまだ続ける意志があり現役を続行。
その連敗からの復活を懸けた闘いが、先日の7月27日だったのです!!
前置き長くてすいませんw
対戦相手はUFCフェザー級4位のジェレミースティーブンス。
フェザー級屈指のハードストライカーで抜群のパワー、打たれ強さを誇り、青木真也、川尻達也からも勝利しているギルバートメレンデスにも勝利。
今年の1月には、日本でも一大旋風を巻き起こした、コリアンスーパーボーイとして現在もUFCで大活躍をしているチェドゥホをもKOで下すなど、今最も勢いのある選手です。
これを見れば強さは一目瞭然。
スランプに陥った絶対王者VS 今最も勢いにのるハードパンチャー
試合結果は如何に、、、、
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この記事を書いた人
昇侍
生年月日・・・1983年4月24日 出身地・・・三重県名張市 格闘技の経歴、戦績、タイトル・・・初代ライト級キング・オブ・パンクラシスト
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