上念 司

上念 司

2017.09.27

民進党が小池新党に合流？アホか！！

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※政治評論家の加藤清隆先生とツーショット！

今回の解散総選挙、本当にサプライズでしたよ。
私だけじゃなくて、野党（民進党、共産党）にもｗ
あいつら「モリカケ問題」という冤罪デッチ上げ報道に便乗して、「解散に追い込む」とか言っといて、いざ解散となったら「大義がない！」とか大騒ぎしてますね。アホです。

緑の小池さんは相変わらず風に乗るのがうまくて、またもや大旋風起こしそうですけど本当に上手くいくでしょうか？
安倍総理の改憲の直後に、消費税増税凍結×憲法改正×原発ゼロという3つの政策掲げました。
事前に安倍総理の演説原稿を入手して、小池風にカウンターパンチを放った感じです。
でも、小池さんって確か増税賛成の緊縮派じゃなかった？
なんかポリシーも何にもなく票が取れそうな政策をテキトーに言ってる気がしてならないんです。
とくに原発について。
私は以前こんな論説書きました。

中露に先を越された核燃料サイクル、技術供与が「裏目」に出た日本 (上念司) – オピニオンサイトiRONNA http://ironna.jp/article/4034

原発は単体で議論しても意味ないんです。
核燃料のリサイクルを含めた一つのシステムとして考えないとね。
もし、日本が高速増殖炉も含めた核燃料リサイクルから撤退しちゃうとどうなるでしょう？
日本の代わりにロシアとか支那が「あ、俺やります！」って手を上げるんですよ。
そうすると、日本が苦労して海外に売り込んだ原発も、燃料のリサイクルは外国に握られちゃうんです。
しかも、支那なんて政治的な問題で禁輸したり、観光客止めたりやりまくってるでしょ？
そんな国にエネルギーの首根っこ抑えられて本当にいいの？っていう話なんです。

気候変動の問題がこれだけ深刻になってくると、二酸化炭素を出さない原発ってやっぱり使わざるを得ないんじゃない？
しかも、第4世代といわれる新しい原発はわざと炉を暴走させてもメルトダウンしない優れものなんですよ。
アメリカがいいところまで開発してたんですけど、反対運動でやめちゃった。
そういえばマイクロソフトのビル・ゲイツがファウンダーになって小型原子炉の開発してましたね。
燃料交換不要で80年動き続けるって触れ込みでした。
あれも確か東芝の技術使ってましたね。

ということで、小池さんが何でも単純化しちゃうんです。
そして、大事なィテールが全然見えなくなっちゃうんですよ。
良くないですね。反射神経で国のエネルギー政策決めないでほしい。

そういえば民進党解党して小池新党に合流とか噂でてません？
小池新党って小池さんの反射神経だけで政策作っちゃう党ですよ。
野党第一党がそこに合流？
センスねぇｗ

現時点では前原代表から合流提案って書いてありました。
これに小池さんが乗っちゃったら終わりですな。
小池さん、どこまで正確に空気読めるか？
さてどうなることやら、、、

大事な一票ですから、よーく考えて投じるようにしましょう。
とはいえ、マスコミは「自民党vs小池新党」で盛り上がっちゃってますね。
うーん、イマイチ。

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上念 司

上念 司

経済評論家　著作：『経済ニュースのウソを見抜け http://a.r10.to/hpY7cY 』 『売国経済論の正体（徳間書店）』『日本は破産しない！ （宝島社）』 『「日銀貴族」が国を滅ぼす（光文社新書）』『デフレと円高の何が「悪」か（光文社新書）』 他

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