こんにちは!

半澤です。

ボクシングとキックボクシングの違い④はクリンチと首相撲の違いと、ファイトフィット池袋東口オープンのお知らせです!

ボクシングとキックボクシングで、同じ組み付きの状態の両者がどう違うか、まずクリンチとはなんぞやってところから行ってみましょう!

クリンチというと、ただ抱きついて試合展開を中断するだけだと考えている方も多いかも知れません。まぁ、その側面も結構ありますが、実は多くの技術を含んでいます。

通常考えられているように、回復のためや時間稼ぎのためのクリンチの他に、例えば離れて戦うアウトボクサーが相手の距離に入った瞬間にクリンチして攻撃を寸断するパターン。組み合いになった瞬間に相手に体重をかけて消耗させるパターンなど、様々な使い方が出来ます。

クリンチは基本的にディフェンスです。他のディフェンステクニックとの違いとして、距離自体を潰して『お互いの』攻撃を無効化することがあげられます。ディフェンスの目的は攻撃につなげることと以前書きましたが、その意味でクリンチは非常に消極的なディフェンスと言えます。上手く使わないと、ジャッジにも観客にも支持されません。

一方、非常に奥が深く理解しづらい部分が多い首相撲ですが、クリンチとの違いは『オフェンスである』ということです。主に膝を当てるために相手を抑えつけたり崩したりします。崩して転がしても相手を消耗させることが出来ます。首相撲の上手い選手は、この技術の攻撃性を理解し上手く使える選手です。

首相撲の苦手な選手やボクシング出身のキックボクサーは、首相撲がクリンチになりやすくなってしまいます。

ボクシング出身者は、組みから攻撃につなげる感覚に慣れていないので、組んだらそこで展開が終了してしまいます。また、相手をホールドすることに意識が行ってしまうため、腰を落として足を踏ん張ってしまい膝が出なくなりますし、そもそも完全にくっついてしまうので肘膝を出す隙間がありません。

クリンチと首相撲では距離が微妙に違います。クリンチの場合は、相手も打てないように距離をゼロにしなくてはいけないのですが、首相撲の場合は膝や肘を入れる微かな距離を開ける必要があります。ボクシング出身者はここをしっかり使い分けられないので、首相撲をしようと組んだ時にクリンチの距離になってしまい、攻撃出来ずにコントロールされる場面が多いと感じます。オフェンスであるはずの首相撲が、本来の目的を果たさなくなります。

ボクシングで首相撲と似たような距離感の状況というと、相手と頭を付け合って戦うような超接近戦です。クリンチの他に体を密着させた状態でのやり取りが上手くなければなりません。

例えばフリオ・セサール・チャベスのように、体を預けた後に肩や肘を巧みに使いパンチを打てる距離をコントロールしたり。

ロマチェンコのように、近距離で巧みに足を使い回り込んでみたり。

クリンチを効果的なディフェンスとして機能させるには、こうした戦法の中でディフェンスのアクセントとして使用して行く必要があります。ただホールドするだけでは意味を成しません。

首相撲のないk-1やkrushの選手は、接近戦でこの体の使い方に近い戦い方をします。

首相撲があると、この距離では掴まれて首の展開になるためこうした戦い方はしづらくなります。

同じ『組む』でも微妙な違いがあるので、見る方もやる方もその辺りに注目するともっと深められるのではないでしょうか!

個人的には首相撲をもっと勉強したいのですが、なにしろ言語化されてない部分が多いなと感じています。

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トイカツ道場 管理部

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