漆原季亮

漆原季亮

2024.07.16

マスについて、話し合いました

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こんにちは。

漆原です。

私は現在、土日に、社員に向けて有酸素ボクシングという、音楽のリズムに載って、ボクシングの動きで楽しく身体を動かすレッスンの研修を担当しております。

そのおかげで、普段会えない社員と、久しぶりに会えたりします!

時間をとって研修に来て頂いて、ありがたい限りです!

その中で、昨日、研修が終わったあと、マススパーの話題となりました。

「マススパーで、強度が高い時折危険な会員さんがいる」

「しっかりインストラクターが見て、注意しないと危ない」

という内容でした。

マススパーの定義は、正直人によって異なると感じています。

昨日話した二人はボクシング出身で、マススパーはほとんど顔には当てない、寸止めくらいのイメージのようです。

自分の中では、マススパーは、当てはするけど、ほとんど寸止めに近い、触れる程度に当てるイメージです。

二人は、「ボクシングのマスボクシングは、寸止め」

と言っておりました。

また、「ボクシングにはマスボクシングとマススパーリングがあり、マスボクシングの方が寸止めに近いので、名前をマスボクシングにした方が良いのではないか」

と言ってました。

また、後日、別のボクシングジム出身の会員さんとマスについて話した際、

ボクシングには、マスボクシングとライトスパーとスパーがある。

マスボクシングではやはり当てないようなのですが、ジムによって、お腹は軽く当ててもよしだったり、お腹は思いっきり打ってよしだったりするようです。

また、同僚と話した際、マスボクシングも、当てる距離で当てないように行うものだったのに対し、会員さんの通っていたジムでは、当たらない距離で行う、遠間シャドーに近い距離で行うものだったらしいです。

同じ、しっかり会長がいて管理しているしっかりとしたボクシングでもだいぶ差がありますね。

部活でボクシングをやっていたという会員様ともこれまで多数話してますが、マスの強度も大学によって様々といった印象です。

マスがガチになっている大学もあれば、当てないマスボクシングの大学もあれば。

自分の経験だと、ボクシング出身の方のマスは、強度が割と高い方と、完全に寸止めの方、両極端に分かれやすい気がします。

また、元々練習していた場所の指導方針以外にも、インファイタースタイルの人は強度が強くなる傾向にあると感じます。

アウトボクサーだったり、どちらも出来る人はコントロールが上手な傾向があると感じます。

また、ポイント制の競技がバックボーンにある方(伝統派空手や、日本拳法)は、寸止めか、打ち抜くかのどちらかしか出来ず、軽く当てることが苦手な方が多い傾向にあったり、動きを速くすると強くなり、軽くやろうとすると動きが遅くなる、という方が多い傾向があるように思います。

※ボクシングのインファイターの事も、ポイント制の方に関してもあくまで傾向で、安全に、上手に出来る方も何人も見てきてます。

どこまでがマススパーかは、本当に難しいですね。

ボクシングにはマスボクシングという言葉があるようですが、キックボクシングでは、あまりマスキックボクシングとは言わない気がします。

自分の中で、マススパーはマススパーのイメージです。

ここは、ボクシングとキックボクシングの違いかもしれません。

キックボクシングでは、他に遠間シャドーといって、当たらない距離で向き合ってシャドーを行う練習があります。

他にも、レンチューンと言って、レガースは付けないで、小さなグローブ、もしくは素手で軽くマススパーを行う場合があります。

レガースを付けないし、グローブも小さいので、本当に軽めに行います。

レガースを付けないので、鍛えてないと脛が痛いので、不用意に蹴りを打たないタイミングの練習になります。

キックボクシングのマススパーで、あまり寸止めはせず、顔にかるく当てる程度にするのは、競技の特質だと思います。

顔に当てずに練習すると、自分は攻撃をもらってないと思って、パンチを実際はもらっているタイミングなのにそれに気づかずどんどん蹴ってくる方がいます。

また、蹴りを先に当てられていても、ある程度の重さで蹴らないと、蹴りを無視してパンチを狙ってくる方もいます。

そういった特徴があるから、キックボクシングでは寸止めは遠間シャドーという名前にして、マスとは別ものとして、軽く当てるようにして練習しているのだと考えています。

しかし、軽く当てるような強度でも、パンチをもらってももらいながら構わず攻撃してくる方、蹴りを受けようとせずもらいながら攻撃してくる方もいます。

時折ならいいのですが、それが癖になっている方は困ります。

そうなると、攻撃の強度がどんどん高くなってしまう可能性があります。

マスでは、先ずはディフェンスをしっかり意識して、強引な攻撃は少なくして欲しいです。

もちろん、相手のパンチやキックがが当たっているが、バランスが悪い攻撃だったり、腰が入ってないフォームだったりするなら、もらっても返して問題ないと思います。

ただ、その辺りの判別は難しいので、正直空気の読みあいとしか言えないです。

本番でも、もらいながらでも返せる度胸とフィジカルが大切な場合もあります。

色々長くなりましたが、マスの定義・強度というのは本当に難しいと思います。

自分の中では、パンチは軽く触れて引く程度。

蹴りは少し当てるが、振り切らず、当てたら止められるような強さ。

固いコンクリートの壁に最速でパンチやキックを打っても、途中でコントロールして痛くないように打つようなイメージです。

そのイメージで、スピードは維持したまま軽く行うのがキックボクシングのマススパーかなと思います。

ボクシングもそうだと思っていましたが、どうやらマスボクシングでは違う(そもそも当てない)という意見が多いようです。

このように定義は人によって様々なので、一概にマススパーとはと、ここでは言えないのですが、強くする練習ではないことだけは意識しましょう。

そして、ムキにはならず、怪我やダメージを負わせないよう十分お互いに気を付けて行って欲しいです。

マススパーは相手に勝つ練習ではなく、自分の技術を高める練習と思って、攻撃をもらった場合は、どうしたら次避けられるか、あるいは避けて返せるかを考えましょう。

また、相手の攻撃がよかったら、何がよかったのか、参考にできることはあるかを考えましょう。

そして、普段練習していることや、やりたい技などをなるべく試してみて、上手くいったらどういうタイミングで上手くいったのか、上手くいかなかったのなら、何故うまくいかなかったのかを考えましょう。

身体だけでなく、頭を働かせて戦いましょう。

強引になると身体のバランスが崩れるので、バランスを意識して戦いましょう。

相手とは、フィジカルや強引な攻撃でなく、タイミングや距離感、フェイントなど、テクニックで戦いましょう。

それでも、攻撃をもらってムキになりそうな自分がいたら、強く返すのではなく、相手を上回るテクニックでやり返しましょう。

それが出来ず、相手の軽い攻撃でムキになってもし強く返してしまったら、たとえ自分の攻撃が当たっても、自分の負けだと思いましょう。

自分はマススパーが好きなのですが、もしマススパー中に事故などがあると、よりトイカツ道場でのマススパーがやりにくい環境になってしまうと思うので、皆様よろしくお願い致します。

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この記事を書いた人

漆原季亮

漆原季亮

生年月日・・・1989/3/2 出身地・・・東京 格闘技の経歴、戦績、タイトル・・・ 少林寺拳法4年、キックボクシング5年。戦績 アマチュア:6戦5勝1敗 プロ:1戦1敗

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