野津良太
キックボクシング安全講習会について
キックボクシング安全講習会を池袋東口で6/14(日)9時~11時に開催致します。
キックボクシングとは基本的には相手にダメージを与える競技ですが、
自分の力をコントロールできるようにすれば素晴らしい全身運動になります。
トイカツでは多くのクラスでミットの持ち合いがありますが、
多くの新規会員様がミットの持ち合いに苦戦している現状がございます。
また、マススパークラスに参加してみたが、どうしても力が抜けない。
強く打つつもりはないのに打ってしまう。
そんな方々に向けた講習会となっております。
では講習会の内容について触れていきたいと思います。
1.構え方
それぞれの競技や自分のスタイルによって多少異なります。
私はムエタイよりのキックボクシングを主とした構え方を推奨しております。
キックボクシングには足への攻撃があります。
これを防ぐために自分の脛や膝下で防御します。このディフェンス方法をカットと言います。
スタンスが肩幅より広いと足が上げずらくカットができないため、
スタンスは肩幅を推奨しております。
最初の構えがディフェンス最強の形となりますので、
動いたら最後は最初の構えに戻るように訓練します。
一時期カーフキックという脹脛、または脛の横を狙う攻撃が流行りましたが、
パンチ主体のスタンスが広い選手はカットができずにこの攻撃に散っていきました。
2.距離感
一定の距離を常に保ちながら動けるようにします。
私は距離感を3つに分けて教えております。
中間距離、近距離、超近距離
・中間距離
お互いが前手を伸ばした距離
・近距離
お互いが手を伸ばせば触れられる距離
・超近距離
身体が触れている距離
ミット打ちやマススパーを上手くやるには中間距離をキープする事が重要なので、
中間距離をキープできるようにラダーを使って訓練します。
構えと距離感のキープができるようになったら、
次は強いパンチ、キックを打てるようにしていきます。
3.腰の入ったパンチとは
体重を右から左、左から右へ移して打てるようにします。
最初は1、2のリズムで打ちます。1でタメを作り、2で打ちます。
ノーモーションで打てないといけないという方もいらっしゃいますが、
まずは力強く打てるように練習しましょう。
4.腰の入ったキックとは
一般的には腰を回せと言われます。私も一生懸命に腰を回そうと頑張っておりました。
腰を回そうとすればするほど身体の安定感はなくなり、空振りした時にすっ転んでしまうようなキックになりました。
そんな時にセンマニーというムエタイの選手を研究していたところ、
回しているのは腰ではなく身体全体であることに気が付きました。
さらに深堀りすると、身体の向きを決めてから軸足を回して身体全体を回すことにより、
鋭いキックを何回も何回も繰り出していました。
軸足を回すのは難しいので、まずは身体の向きを決めて向けた方向に足を出す練習をします。
腰をひねったリ、横に足を出さないようにします。
これだけでも鋭い強いキックを蹴ることができます。
今回はやりませんが、慣れてきたら最後に軸足を回して回転力を付け加えていきます。
距離感が保てて、パンチとキックが強く打てるようになったら、
いよいよ大きな壁であるミットの持ち合い練習をしていきます。
5.ミット打つ側
重要点
・一定の距離間で打てるようにする。
まずは前足の踏込みからパンチ、キックをして元の位置に戻れるようにする。
これができれば持ち手への恐怖を減らせる。
・8割の力で打つようにする。
力いっぱい打てるに越したことはないが、まずは8割の力で狙った場所へ打てるようにする。
・攻撃だけではなくディフェンスの意識を持つことが重要。
打ち終わったらディフェンス最強の元の構えに素早く戻れるようにする。
・さらにできればいつでも腰の入った攻撃ができるように、タメを作りながら待てるようにする。
6.ミット持つ側
最大の難関であるが乗り越えられたら今の2倍、3倍ほど格闘技を楽しめるだろう
需要点
・身体の中心で受けられるようにする。
一番良いのは顔の位置にミットを構えた方が良いですが、怖いし危険なので少し下の「胸の位置」で構えましょう。
・パンチを受ける時にはタイミングを合わせてミットを少し前に出すと衝撃に負けずに受けられます。
ミットを前に出すときに身体を傾けながら出してしまう方がいますが、
身体は相手に正対して手を前に出して受けるようにしましょう。
・キックを受ける時にも身体の正面で受けられるようにして、タイミングを合わせて少しミットを前に出しましょう。
身体の横に手だけでミットを構えて受けようとする方がいらっしゃいますが怪我の元です。
身体の正面で構えて、必要に応じて身体ごと左右に身体を向けて受けるようにしましょう。
多少強いキックでも身体の正面で受けられれば大丈夫なはずです。
・パンチとキックが混ざったら
とにかく焦らない。
パンチとキックを分けて受けられるようにする。
打つ方の人にもパンチとキックは切り分けてするように伝えます。
慣れてきたらパンチとキックを続けて受けられるよになります。
・指示を出しながらミットを受ける
指示を出しながらミットを受けるのは大変ですが、ここでも焦らない。
ミットを構えながら指示を出してると、打つ方はいつ打って良いのか分からないため、
予期せぬタイミングで打たれて怪我をすることがあります。
ミットは指示を出してから構えるようにしましょう。
こういったポイントを抑えながらキックボクシングのい練習をすることにより、
自分の動きをコントロールができるようになり、安全なキックボクシングライフを過ごしていけるようになります。
こちらのセミナーは「超初心者~初心者」向けとなります。
インストラクターを目指している方にもオススメですので是非ご参加下さい。

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