鈴木瑠太

鈴木瑠太

2021.04.21

世界の格闘技「相撲編」

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皆さんこんにちは。
武術を愛し、武術に愛された男「鈴木瑠太」です!
今回は前回触れた世界各国の相撲に類似した格闘技について語っていきます!

モンゴル相撲

まずは知っている方も多いであろうモンゴル相撲「ブフ」
日本の大相撲力士にもブフ出身者は多く、横綱朝青龍もこれに当たります。
余談ですが外国人力士は意外と多いんですね。四股名が漢字だと分からないものです。

モンゴルの遊牧民


モンゴル相撲は種類があり、大きく分けるとモンゴル国(ハルハ・ブフ)、内モンゴル自治区(ウジュムチン・ブフ)でルールに違いがあるようです。
どちらかというと日本に近いのは内モンゴル自治区のブフでしょうか?
ルールはシンプルで「足の裏以外が地面についたら負け」というものです。
ただし、相手の足を取るのは禁止とされています。


モンゴル国の場合は、足を取るのはOKで、手のひらをついても負けとはなりません。(厳密には肘、膝、頭、背中、尻のいずれかがつくと負け)


こうしてみるとレスリングにも近いですね。
内モンゴルはグレコローマンスタイル、モンゴルはフリースタイルによく似ています。


そんなブフが日本の大相撲やレスリングと決定的に異なるのは土俵がないというところです。牧草豊かな大自然の草原の中でどちらかが転がり倒れるまで戦う…そうして多種多様な投げ技が生まれてきました。


ちなみに大相撲の決まり手は82種類あるそうですが、ウジュムチン・ブフは投げ技で約400種類、ハルハ・ブフは同じく投げ技で600種類あるそうです!すごいですね…

「足の裏以外をついてはいけない」と言えば、皆さんはちゃんこ鍋に関するゲン担ぎを知っていますか?

実は昔、ちゃんこには入れていい肉が決まっていたそうです!

どれでしょう?

①鶏肉
②豚肉
③牛肉

正解は…①です!
牛や豚のように4本足で立つ生き物は力士にとっては縁起が悪いとされていたそうですね。今はその限りではないですが(笑)

ちゃんこ鍋
引退した力士でちゃんこ鍋で店を開く人も少なくない

トルコ相撲

さあ!ついに来ましたトルコ相撲!
知らない方も多いでしょう。

正式名称は「ヤールギュレシ」


別名「油相撲」「オイルレスリング」とも呼ばれ、世界で最も過酷な競技とも言われます。


トルコ共和国で現在も盛んに大会が行われており、国内の主要な大会でも40以上、毎年6月から7月にかけてトルコとギリシャの国境の町「エディルネ」で行われる「クレプクナル」というトーナメントでは参加者が1800人を超えるそうです!

その内容は名前の通り体中にオリーブオイルを塗った状態で取っ組み合うというシンプルなものです。

なぜオイルを塗るのかは諸説ありますが、

「ただの取っ組み合いでは面白みに欠ける」

「トルコはオリーブオイルの名産地である」

などが挙げられるでしょうか。なんだかお笑いの企画みたいで楽しそう!

と思うかもしれませんが、侮るなかれ。会場は屋外。エディルネの6~7月の気温は30度ほど。


「日本の夏より低いじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、昨年の東京の気温は6月~9月の期間で21℃~34℃であり、日本の夏と大差ありません。
(日本だって40℃越えは珍しい)

ちょうどいい画像がなかったですが、服装はこんな感じです
ここにオイルを被るわけですね


その炎天下で牛革のズボンのみをはき、上半身は裸で油を塗り、相手をフォールするまで戦う…
寝技、組み技を経験したことがある方なら、それがどれだけ難しいことか想像できるかと思います。汗だけでもかなり滑りますからね…
もちろん制限時間やポイントなどもあります。
制限時間は40分

40分!

そう…
これがヤールギュレシを過酷にする最大の理由です。
相手をフォールして1本勝ちしない限り、炎天下で40分間戦わなければならない。

皆さんが普段、屋内で1クラスを休憩しながら受けている時間を水分補給もせず全力で筋トレし続けているようなものでしょうか。


実感がわかない方はグラップリングスパーや首相撲の掛け合いなどやってみましょう!
3~5分でも死ぬほどきついです(笑)

それだけの過酷な環境下で優勝し続けると、エディルネのスタジアムがあるサライチ地区に銅像が建てられるらしいです。

実際現役選手で王者のアフメット・タシジの銅像やその隣には伝統レスリングの英雄とされているアダル・ハリルの銅像もあり、エディルネ市長は
「いずれスタジアムのあるサライチ地区を歴代王者やアー(羊を落札して大会開催の名誉を得る者)の銅像で埋め尽くしたいと言っているそうですので、皆様もいかがですか?(笑)

オリーブオイル

また、大会の開催期間中消費されるオリーブオイルの量は2~3日間で1,800ℓほどとされ、これはかの「MOCO’Sキッチン」で速水もこみち先生がオリーブオイルを1本使い切った量が100㎖らしいので

100㎖=1もこみち

とすると18000もこみちという計算になります。(やべえ)

さあまだまだ語り足りないところですがここらでいったん終わりにしましょうか!
もっと知りたい方は公式サイトのURLを貼っておくので調べてみてください!

次回はシラットについて語ります!

では皆さん店舗でお会いしましょう!

ヤールギュレシの公式サイトはこちら!
http://www.kirkpinar.jp/

2/24(水)新店舗本厚木オープン 【無料体験・WEB入会】はこちら! →https://tkdj.net/dojo/honatsugi/

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この記事を書いた人

鈴木瑠太

鈴木瑠太

高校で少林寺拳法部に所属し、主に演武の練習を行っていたためシャドーの練習やフォーム修正が得意です! キックの試合経験はありませんが、その分フィットネスとして楽しみたい方向けのクラスにしています! いずれは護身術クラスもやりたいと思っていますのでその時はぜひご参加ください!

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