木内崇雅
堀口恭司選手が唯一危なかった場面
大晦日のRIZINバンダム級トーナメントを圧倒的な強さで優勝した堀口恭司選手。
しかし、トーナメント中に唯一危なかった場面が一つ。
マイケル・ケイプ選手と対戦中に偶発性のバッティング(頭突き)をもらってしまった場面でした。
流れの中で分かりにくく、強烈なバッティングでしたが、レフェリーがすぐに気がついたお陰で、追撃を貰わずに済みました。
もしもレフェリーが気づいて止めていなかったら、堀口選手が負けていた可能性も十二分にあり得たと思います。
このレフェリングはSNS等でもかなり賞賛され、僕自身も素晴らしいレフェリングだと思いました。
この時のレフェリーが梅木レフェリー。
梅木レフェリーというと少し総合格闘技に詳しい人ならわかると思いますが、数年前の桜庭選手対秋山選手のヌルヌル試合の時のレフェリーでした。
この時の見逃しのイメージが強く、梅木レフェリーは低評価を受けていますが、実際は正確かつ的確なレフェリングするレフェリーです。
僕自身もパンクラスに出ていた頃は、自分の試合のレフェリーが梅木さんだった時は、「よし!」とガッツポーズをしたもんです。
他のスポーツでもそうですが、審判は素晴らしい仕事をしてもあまり賞賛しれませんが、ミスをするとバッシングを受ける大変な職業です。
選手二人だけでなく、リングにいる3人目の人物(レフェリー)の動きに注目して試合を見てみても、面白いかもしれませんね。
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この記事を書いた人
木内崇雅
生年月日・・・1987年5月29日生まれ 出身地・・・静岡県富士宮市出身 格闘技の経歴、戦績、タイトル・・・ 総合格闘技15年、パンクラス第18回ネオブラッドトーナメント優勝、修斗ストロー級世界ランキング7位
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