上念 司

上念 司

2018.01.04

沖縄県庁の統計操作がガチだった件

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写真と本文は何の関係もありません

日本の公的機関がチャイナの地方政府みたいなことやるわけない。
そう思ってましたよ。
でも、こんなニュースを見てびっくり。
これ本当かな?

沖縄県が観光収入を過大発表 基地の恩恵少なく見せ、反米に利用か – 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/180104/plt1801040003-n1.html

産経新聞の記事の裏取りのため、実際に統計確認してみました。
ソースは、沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課の統計です。
ここに出てくる「観光収入」の数字が県民経済計算の参考資料にそのまま転記されてますね。
でも、観光収入っていうのは「売上」であって、経費を差し引いた利益じゃありません。

これに対して基地収入の大半は産経の記事が指摘する通り「米軍雇用者所得と軍用地料などの合計で、もともと経費はかからない」んです。つまり、これは全額利益です。

沖縄県の平成26年度県民経済計算の参考資料から該当する数字を抜き出して比較するとこんな感じ。

平成26年度
観光収入 5341億円→売上(経費を差し引かない総額)
基地収入 1519億円→利益(経費を差し引いた純額)

ソース
http://www.pref.okinawa.jp/toukeika/accounts/accounts_index.html

売上なら売上どうし、利益なら利益どうしを比較しないと意味ないでしょ。

というか、こういうミスリードを敢えて行う理由は何?
未だに基地依存度が高いんじゃなかと疑われても仕方ないですね。
沖縄を巡る問題にはこういった巧妙なウソが混ざりこんでいるケースが多いんです。
歴史も知らなければ統計も分からない人がこの問題に首突っ込むと見事に騙される。
そう言えば年末にその犠牲者がいたみたいですね。
知らないことは知らないという勇気がどれほど大切なことか、学んだ気がします。

【追記】
観光業の平均的な利益率を使って、沖縄の観光収入から利益を求めてみましょう。
参考にしたのはこのデータです。

一般社団法人日本旅行業協会
https://www.jata-net.or.jp/data/stats/2012/19.html

2012年のデータですが、営業利益率の平均値は4.6%でした。
この数値を沖縄県の観光収入5341億円に掛け合わせると、、、

5341億円 × 0.046 = 245.6億円

まぁざっくり250億円としましょうか。
そうすると正当な比較は次のようになります。

平成26年度
観光収入  250億円→利益(推計)
基地収入 1519億円→利益
ざっくり基地収入の方が6倍近くあるじゃん!

なるほど、これが事実なら隠したいわけだ、、、
沖縄県庁はちゃんとした数字を発表してこの疑惑を払拭してください。
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この記事を書いた人

上念 司

上念 司

経済評論家 著作:『経済ニュースのウソを見抜け http://a.r10.to/hpY7cY 』 『売国経済論の正体(徳間書店)』『日本は破産しない! (宝島社)』 『「日銀貴族」が国を滅ぼす(光文社新書)』『デフレと円高の何が「悪」か(光文社新書)』 他

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