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2025.05.18

好きな格闘家

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伝説のキックボクサー、マンソン・ギブソン:黒い稲妻の旋風
格闘技の歴史には、数多くの個性的なファイターが名を刻んできました。その中でも、1980年代後半から1990年代にかけて日本で旋風を巻き起こしたアメリカ人キックボクサー、マンソン・ギブソン(Manson Gibson)は、独特のファイトスタイルと強烈なインパクトで今なおファンの記憶に残る存在です。通称「黒い稲妻」「人間風車」と呼ばれた彼の魅力を紹介していきます!

マンソン・ギブソンとは?
マンソン・ギブソンは、アメリカ出身のキックボクサーで、主にシュートボクシングやキックボクシングのリングで活躍しました。生年月日や詳細な経歴は公開情報が少なく謎に包まれていますが、1989年に日本でデビューして以来、その変則的な戦い方で一躍注目を集めました。特に、回転系の技を駆使した攻撃スタイルは、当時の格闘技シーンにおいて異彩を放っていました。
彼の戦績には、シュートボクシングの創始者であるシーザー武志や、後の格闘技界のレジェンド平直行、さらにはムエタイの強豪チャンプア・ゲッソンリットといった名だたるファイターとの対戦が含まれます。マンソンは、単なるパワーやテクニックだけでなく、エンターテイナーとしての魅力も持ち合わせた選手でした。
衝撃の日本デビュー:シーザー武志をKO
マンソン・ギブソンの名が日本で一気に知れ渡ったのは、1989年5月26日、東京・後楽園ホールで行われた『シュートボクシング 世界王者の激突!!』での出来事でした。この試合で、彼はシュートボクシングの創始者であり、当時SB世界ホーク級(現スーパーミドル級)王者だったシーザー武志と対戦。マンソンは当時日本ではほぼ無名でしたが、KICK世界ミドル級王者の肩書を持っていました。
試合は開始早々、マンソンの右バックキックがシーザーのボディに炸裂。続けて回転技やパンチを連発し、シーザーを圧倒します。最終的に、左ハイキックから左右のフックを乱れ打ちし、シーザーをリング中央でKO。試合後、シーザーは「2週間前に肋骨にヒビが入っていたが、言い訳にはならない。完敗です」と語り、マンソンの実力を認めました。この勝利で、マンソンは一夜にしてシュートボクシングの新星として注目を浴びました。
独特のファイトスタイル:回転技の魔術師
マンソン・ギブソンの最大の特徴は、バックハンドブローやバックスピンキックといった回転系の技を軸にした変則的なファイトスタイルです。これらの技は、身体を一回転させて裏拳や踵で攻撃するもので、タイミングが合えば一撃で相手を仕留める威力を持っていました。彼のバックハンドブローは、ゴムのようなしなりと「当たった後にさらに衝撃が来る」ような独特の感覚で、対戦相手を恐怖に陥れました。
平直行とのエピソードでは、マンソンがジムの応接室でバックブローの技術を丁寧に教えたことが記録されています。「体を小さく畳んで腕を曲げ、回転を始めてから肘を相手の横に出し、一気に体を広げる」という彼の説明は、まるで技の設計図のよう。こうした技術的なこだわりが、彼の試合での成功を支えていました。
また、マンソンは戦略家でもありました。試合前には「体が臭い方が相手が嫌がって投げづらい」と考え、わざと風呂に入らないこともあったとか。このユニークな発想も、彼のキャラクターを際立たせています。

名勝負の数々:日本のリングを席巻
マンソン・ギブソンは、シュートボクシングだけでなく、MA日本キックボクシング連盟やK-1のリングにも参戦し、数々の名勝負を残しました。以下は彼の代表的な試合の一部です:
1990年:平直行とのタイトルマッチ
1990年7月、マンソンはシュートボクシングの世界タイトルマッチで平直行と対戦。平はサウスポーからのサイドキックで応戦し、序盤はポイントでリードします。しかし、最終ラウンドで平がオーソドックスに戻った瞬間、マンソンのバックキックがボディに直撃し、KO勝利を収めました。この試合は、平のトリッキーなスタイルとマンソンの変則技がぶつかり合う名勝負として語り継がれています。

1998年:チャンプア・ゲッソンリットとの激闘
1998年4月26日、横浜アリーナで行われた『SHOOT the SHOOTO』では、ムエタイの強豪チャンプア・ゲッソンリットと対戦。マンソンは回転技をブンブン振り回し、最終ラウンドではバックハンドブローでチャンプアからダウンを奪う圧巻のパフォーマンス。判定3-0で勝利し、「俺はムエタイ・キラーだ!」と雄叫びを上げました。この試合は、マンソンのスピードと変則性がムエタイのテクニックを凌駕した瞬間として、ファンの間で語り草となっています。
K-1での挑戦:アーネスト・ホースト戦
K-1のK-2グランプリでは、キックボクシングのレジェンドアーネスト・ホーストと対戦。マンソンはホーストに敗れたものの、バックハンドブローでダウンを奪い、延長戦に持ち込む健闘を見せました。試合後、一部ファンからは「マンソンが勝っていたのでは?」と物議を醸すほどの接戦でした。
マンソン・ギブソンの魅力と影響
マンソン・ギブソンの魅力は、単なる強さだけでなく、彼のエンターテイメント性にありました。派手な回転技や試合後のパフォーマンス、そして「キングコングだってぶっ飛ばすぜ!」といった自信満々のコメントは、観客を沸かせました。彼のスタイルは、後のキックボクシングや総合格闘技の選手たちに影響を与え、変則的な技を積極的に取り入れる選手も現れました。
また、マンソンは日本の格闘技ファンにとって「最強の外国人選手」の一人として記憶されています。K-1のメジャーシーンでは頂点に届かなかったものの、シュートボクシングや中小規模の団体での活躍は、格闘技の多様性を示すものでした。


現在とレガシー
マンソン・ギブソンの現在の動向については、公開されている情報がほとんどありません。彼がリングを去った後、表舞台から姿を消したようですが、その試合映像やエピソードは今もYouTubeや格闘技ファンの間で語り継がれています。特に、バックハンドブローでホーストをぐらつかせるシーンや、シーザー武志をKOする瞬間は、格闘技史の名場面として色褪せません。
彼の存在は、格闘技が単なる競技ではなく、個々のファイターの「物語」であることを教えてくれます。マンソン・ギブソンは、技術、戦略、そしてキャラクター全てを兼ね備えた稀有なファイターだったのです。
最後に:マンソン・ギブソンを知るなら
もしあなたがマンソン・ギブソンの試合を見てみたいなら、YouTubeで「Manson Gibson vs Cesar Takeshi」や「Manson Gibson vs Champua Gethsonlit」といったキーワードで検索してみてください。彼の回転技が炸裂する瞬間は、現代の格闘技ファンにも新鮮な驚きを与えるはずです。
また、格闘技雑誌『ゴング格闘技』のバックナンバーや、シュートボクシングの歴史をまとめた資料も、彼の活躍を深く知るための良い手がかりです。

マンソン・ギブソン――「黒い稲妻」が日本のリングに残した軌跡は、格闘技の黄金時代を象徴する一ページです。彼の試合を振り返りながら、ぜひあの熱狂を追体験してみてください!


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